『名画の秘密:1年間で巡るアートの物語』アートオンライン講座

「素敵だなぁ」「写真みたい」――
ずっとそんなふうに絵画を見てきました。絵画のことはよくわからないけれど、大きな展覧会のニュースを見ると、なぜか心が動いて美術館へ足を運びたくなる自分がいました。

そんな私が絵画の面白さに本当に目覚めたのは、ある美術館でガイドさんから聞いた作品の背景の物語を知った瞬間。そこには絵の中に描かれた時代、人々の生き方、そして画家の思いが詰まっていたのです。

それからは展覧会に行くたびに、ただ「素敵」と感じるだけじゃなく、「この作品にはどんな物語が隠されているんだろう?」と想像するようになりました。

あなたにもそんな経験はありませんか?

この講座では、絵画の背景にある物語や時代の魅力を一緒に楽しみながら、「もっとリアルに絵画を味わいたい」と思うあなたに新しい視点をお届けします。

『素敵』と眺めるだけではなく、絵が生まれた背景や、画家が込めた思いを知ったとき、もっと鮮やかに作品が心に響いてくる瞬間があります。

遠近法が使われた場面や、画家が絵の中に隠したメッセージに気づいたとき、まるで自分がその時代にタイムスリップしたような感覚を味わえるのです。

いつか海外の美術館を巡る日が来たら――

そこでもっと深く絵画を楽しめるように――
この講座で、その第一歩を踏み出してみませんか?

2025年1月特別テーマ:ルネサンスの絵画

「なぜルネサンスの絵はこんなに秩序があるのか?」
フィレンツェのルネサンス絵画を通じて、遠近法や黄金比の魅力を発見し、神と人間の調和が生み出す美しさを一緒に感じましょう!

  • 1月23日(木)20:00〜21:30
  • 1月25日(土)20:00〜21:30

※ワークショップではレオナルド・ダ・ヴィンチの《最後の晩餐》を使い、遠近法の仕組みを実際に体感します。

この講座をおすすめしたい人はこんな方

  • 美術館で「眺めるだけ」ではなく、作品をもっと深く楽しむ方法を知りたい方
  • 名画に隠された背景やストーリーをわかりやすく知りたい方
  • 難しい専門用語ではなく、親しみやすく楽しい解説を求めている方
  • 美術史に興味はあるけれど、気軽に始めたい初心者の方
  • 自分だけの「作品を楽しむ視点」や切り口を見つけたい方

この講座は、美術に詳しくなくても学ぶ楽しさを実感できる内容です!

▼これまで開催してきた鑑賞会やイベントでは、このような感想をいただきました。こちらからご覧ください。
お客様の声

アート講座の特徴

この講座では、ルネサンスから印象派まで、名画に隠されたストーリーや背景をわかりやすく、楽しくひも解きます。絵画を中心に、建築や彫刻にも触れながら、作品を見るときの「ポイント」や「楽しみ方」をお伝えします。

1年間を通して、簡単なワークショップを交えながら、自分だけの「アートの旅ノート」を作成。さらに、どう見たらいいのかな?という鑑賞スタイルから、『あ、これが遠近法!』『この構図にこんな秘密があるなんて!』と、発見に満ちた時間に変わります。美術館を訪れるたびに、自分だけの視点が育ち、楽しみ方がどんどん広がっていきます。」

初心者の方でも安心して参加できる内容となっています。

1. 美術を楽しむ視点が広がる全12回

ルネサンスから印象派まで、歴史の流れを追いながら名画を中心に楽しむためのヒントをお伝えします。作品を見るのがもっと楽しくなる講座です。1回ごと完結する内容ですので、興味がある回の参加ができます。

2. 気軽に参加の簡単なワークショップ

10分ほどのアクティビティで、遠近法や光の表現などを実際に体験。絵画の魅力がぐっと身近になり、自分の中に「見るポイント」が増えていきます。

3. 自分だけの「美術史ノート」を作れる

毎回のテーマに沿って、自分の感想や学びを記録。1年後には、あなただけの「美術の物語」が完成します。

4. 難しい理論はなし!初心者に優しい内容

専門的な知識がなくても気軽に楽しめる、親しみやすい解説を心がけています。

5. 美術館巡りがもっと楽しくなる知識を提供

講座で登場する名画が、どこの国のどの美術館で展示されているのか、さらにはその美術館の魅力や特徴もご紹介します。「いつか訪れてみたい!」と思える場所や作品に出会える講座です。美術館巡りがより特別な体験になります!

講座はこの3つのパートに分かれています。

美術の物語をお話しします
絵画を中心に、時代や画家たちの物語を楽しく紹介。「この絵が描かれた理由」「時代の背景」を知ることで、ただ眺めるだけだった絵画がもっと面白く見えるようになります!

ミニワークショップ
時代ごとの絵画の特徴を体感するワークショップ付き!
1月は、ルネサンス絵画の特徴を、レオナルド・ダ・ヴィンチの遠近法や構図の凄さを一緒に発見します。

ヴァーチャル美術館の旅
海外の美術館をバーチャルで訪れる時間。1月はイタリア、フィレンツェのウフィツィ美術館です。
絵画が展示されている空間や美術館の雰囲気を感じながら、実際に行きたくなる気持ちを高めます!

🗓1年間のスケジュールをご案内します

2025年のスケジュールと内容はこのようになっています。

2025年1月    
ルネサンス: 「なぜルネサンスの絵はこんなに秩序があるのか?」

1月23日(木)20:00〜21:30
1月25日(土)20:00〜21:30

フィレンツェを中心としたルネサンスの基盤。ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロ。
ルネサンス絵画は、遠近法や黄金比を使って、神と人間の調和を追求しています。絵の中で、消失点や構図のバランスがもたらす秩序を感じる部分を探してみましょう。

2025年2月    
北方ルネサンス: 「鏡の中に隠されたもう一つの世界を探す」

2月20日(木)20:00〜21:30
2月22日(土)20:00〜21:30

北方ルネサンス絵画、ヤン・ファン・エイクやブリューゲルの絵は、細部への執着と日常を大切にした表現が特徴です。絵の中の鏡や小物に注目して、画家が何を伝えたかったのかを考えてみましょう。

2025年3月
ヴェネツィア派: 「ヴェネツィア派の光はどこから来るの?」

3月20日(木)20:00〜21:30
3月22日(土)20:00〜21:30

ティツィアーノやヴェロネーゼに見る豪華絢爛な色彩。ヴェネツィア派の絵画は、自然光や色彩を巧みに使い、物語を語ります。光がどこから差し込んでいるか、色彩がどのように感情を引き出しているかを探してみましょう。

2025年4月
バロック: 「なぜバロックの絵はこんなに物語が濃いのか?」


4月24日(木)20:00〜21:30
4月26日(土)20:00〜21:30

カラヴァッジョやルーベンスのバロック絵画は、光と影を使って物語をドラマチックに表現します。構図や人物の動きが、どのように感情を高めているかを観察してみましょう。

2025年5月
オランダ絵画: 「なぜフェルメールの窓から光が入る絵はこんなに落ち着くのか?」

5月22日(木)20:00〜21:30
5月24日(土)20:00〜21:30

フェルメールやレンブラントのオランダ絵画は、市民の日常と現実の美しさを描きました。フェルメールの作品では、窓から差し込む光がどのように日常を神聖にしているかを感じてみましょう。

※6月以降の日程は決定しだい追加していきます。

2025年6月
フランス古典主義: 「絵画で理想を描くとはどういうこと?」

プッサンやクラウド・ロランが描くフランス古典主義では、理想的な風景や人間像が描かれています。絵の中で、どの部分が理想化されているのかを探してみましょう。

2025年7月
ロココ: 「ロココ絵画の遊び心をどこで見つける?」

フラゴナールやワトーのロココ絵画は、軽やかで優美な日常や社交の場を描いています。作品の中に隠された遊び心やユーモアを見つけてみましょう。

2025年8月
新古典主義・ロマン主義: 「どちらが好き?理性の美学 vs 感情の爆発」

ダヴィッドなどの新古典主義は理性を、ドラクロワなどのロマン主義は感情を重視しています。2つのスタイルが同じテーマをどう描き分けているか、違いを感じてみましょう。

2025年9月
レアリスム: 「レアリスムの絵はどうやって現代とつながる?」

クールベやミレーのレアリスムは社会の現実や労働者の日常を描きました。現代のどの側面とつながっているかを考えてみましょう。

2025年10月
イギリス美術: 「イギリス美術は何を守り、何を挑戦したのか?」

ターナー、コンスタブル、ラファエル前派などのイギリス美術は、伝統と革新を両立させてきました。伝統的な要素と新しい挑戦を感じる部分を探してみましょう。

2025年11月
バルビゾン派: 「なぜ田園風景はこんなに癒される?」

ミレーやコロー、バルビゾン派は自然そのものの美しさを描きました。自然がどのように表現されているか、その静けさを感じてみましょう。そして次の時代の印象派に与えた影響も考えてみましょう。

2025年12月
印象派: 「印象派の中で自分の好きな切り口を見つける!」

モネ、ルノワール、ドガら美術の革新派である印象派は、光と色の瞬間を捉えました。絵の中で、色の使い方、光の表現、構図など、あなたが特に惹かれるポイントを探してみましょう。それが、あなただけの楽しみ方を見つける第一歩になります。

講座の詳細です

アート講座の詳細

オンライン開催(ZOOM)
日時:2025年1月〜12月 毎月第4週目の木曜日と土曜日 20時〜20時半
参加費:1月特別価格:4,000円(税込)
    2月以降:各月5,500円(税込)
参加方法:まずは下記お申し込みフォームに入力して送信してください。追ってご案内とお支払い方法をメールにてご連絡させていただきます。

※お支払い方法は銀行振込をご案内いたします。
※振込後のキャンセル及びご返金には対応いたしかねますのでご了承ください。
※当日ご参加ができなくなった方には、講座のアーカイブ動画を期間限定で視聴していただけます。

特典

【自分だけの美術史のノート】として活用いただけるオリジナル講座資料をお送りします!

西洋美術史年表や、講座でご紹介した絵画、そしてご自身の気づきなども書き込める資料を、開催日1週間前までにお送りします。
気づきや感想を書くことで、自分が好きになる・気になるという作品や、興味のポイントを見つけやすくなります。


【あなたの“好き”なテーマを深めるために、美術館でどこを・何を見ればいいのかアドバイスシートを個別にお渡しします!】

例えば...
ドレスの柄や綺麗な色彩が好きな人にはこんな楽しみ方を・・・
童話に出てきそうな風景や庶民の絵が好きな人にはこんな楽しみ方を・・・
楽器や楽譜が気になる人にはこんな楽しみ方を・・・

専門家の視点ではなく“一人の美術ファン”として、長年発見してきた初心者でも楽しめる方法。そんなアドバイスをさせていただきたいと思っています。

FAQ

Q: 美術の知識がないけれど、ついていけるか心配です。
A: 大丈夫です!この講座は「美術ってちょっと難しそう…」と思っている方にも楽しんでいただける内容になっています。絵画の背景や物語をわかりやすくお話しするので、気軽な気持ちで参加してくださいね。
▼過去の鑑賞会ではこんな感想をいただきました:参加者の声はこちら。
お客様の声

Q: ワークショップではどんなことをするのですか?
A: 絵画の上に定規を当ててみたり、線を引いて構図を確認したり、細かい部分を切り取ってみたりします。例えば、レオナルド・ダ・ヴィンチの《最後の晩餐》を使って遠近法を体感したり、北方ルネサンスの絵に隠された驚きに気づいたり…。まるで作品の中を探検するような感覚ですよ!

Q: 当日参加できなくなった場合はどうなりますか?
A: それは残念ですが、録画を期間限定でご用意していますのでご安心ください!そのときの参考資料もお渡ししますので、あとからゆっくり楽しんでいただけます。

Q: 内容が難しいのではないか心配です。
A: 難しく感じる必要はありません!専門的な話も噛み砕いて、楽しくリラックスして学べるようにしています。ワークショップ形式で体感しながら進めるので、自然と「そういうことか!」と納得できる内容になっています。

Q: 1回だけでも楽しめますか?
A: もちろんです!1回ごとのテーマが完結しているので、その月だけでもしっかり楽しめる内容です。「ちょっと試してみたい」という気持ちで、ぜひ気軽にご参加ください。

Q: 参加者はどんな人たちですか?
A: 美術館巡りが好きな方や、「もっと楽しみ方を知りたい!」という初心者の方が多いです。「海外の美術館に行ってみたい」「普段の生活にちょっと刺激が欲しい」という方もいらっしゃいます。同じような興味を持つ方々と一緒に楽しめる講座ですよ。

Q: 他の参加者と話すのが苦手なんですが、大丈夫ですか?
A: 無理に話す必要はありません!講座ではアイスブレイクや感想の時間がありますが、聞いているだけでもOKです。リラックスして楽しんでいただければそれで十分です。

Q: Zoomの操作が苦手ですが、大丈夫ですか?
A: 大丈夫です!事前に使い方の簡単なガイドをお送りしますので、それを見れば心配ありません。また、事前に接続テストもできますので、気軽にご相談くださいね。