アート鑑賞で自分の価値観に気づくことを目的とした、マンツーマンセッションはこれまでやっていたのですが、
グループで語り合いながら鑑賞するワークショップスタイルので講座を準備していました。
そして、先月モニター参加を募集して、「ARTで気づく自分の気持ち」講座を開催しました。
この講座の目的は、絵をグループで話ながら見ていくことを通して、自分の感性を目覚めさせることです。
コロナ流行になって以前にまして自分を知っていることって大切です。
自分が何をしたいのか?
それがわからないと、今のように社会状況が変化し続けると
常に迷ったり、自信を失ったりしてしまうからです。
では自分を知るためにはどうしたらいいのか?
それには、色々なものに触れて自分の感情が動かされることを”感じる”ことなんだと思っています。
自分が感じたことを認識する。
そうしていくことで
自分はこれが好きなんだな!
これがしたいんだな!
とその傾向が分かってくるものなんです。
「感情」にアプローチできるアートは、とても良い自分を知るためのツールだと強く思っています。
この講座では、自分の感覚がどんなことに反応をして、反応したことでどんな感情が湧いてくるのかを丁寧に観察していきます。
どういうことかっていうと、まず何が絵が描かれているか丁寧に観察し、感じたことを言葉にします。
そうすると自分の感情をまず客観視しますよね。
そしてその感じたことは絵のどこから感じたのか?を考えるんです。
例えば、講座の中でも、男性と子供がいて2人は親子かな?という感想がでました。
なぜそう思ったのでしょうか?と質問すると、
「子供が泣いてないから連れ去られた訳ではなさそう」
「子供がゆったりしているから親子かな」
と、自分の物の見方が発言にあらわれているのがわかりますか?
そして、普段なら美術館にあっても素通りしてしまうような絵も、強制的(笑)にお見せすることになっているかもしれないので、
いつもは意識的に考えることがなかった自分の感じ方を知ることにもつながります。
アート鑑賞が自己分析につながるっていうことが少しは伝わるでしょうか?
参加してくださった方がこのような感想を投稿してくださいました!
↓
同じ一枚の絵を見てそれぞれの人が感じだ感想や、
なんでそう思ったのか?と話をしていくと、
絵はひとつなのに人の着目していることや
受け取っている部分感じ方は人それぞれ違っていたんです。
それは日常の中に置き換えるとそれぞれ観てる視点が違うし、
感じ方が違うのは当たり前。
当たり前前提で言葉で伝えていくことも大切なんだなーと感じました。
美術館いきたいと思ったこと
実は一ミリもない私ですが
ちょっと美術館行って絵をじっくり観察するのも
面白そうだなーと思えました。
人の感じ方が違うことや、自分の見方を知っていただくことは嬉しいけど、
それとともにアートへの興味につながったと聞けたことは、やって良かったなと思った瞬間でした♫
こちらの講座、もう少し準備を整えてから募集を始めたいと考えてます。
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