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クリムト展ランチ会をしてきました!

2019-08-17 By Yoko

17 8月

ここでのレポートが遅くなってしまいましたが、先月クリムト展ランチ会してきました!

愛知県にある豊田市美術館で始まった【クリムト展  ウィーンと日本1900】を鑑賞した後、ランチを取りながら気になった作品についてなどを語り合おうという会。

当日は私のしくじりや、予想以上に美術館が混み合っていて、当初の予定が変更になるなどあったのですが、クリムトの作品には大いに楽しませてもらいました。

参加してくださったみなさんと、好きな作品や、感想なども出し合いましたよ。

クリムト展鑑賞後、みなさんからこんな感想がでました

「黒がただの黒ではなく神秘的に感じた」

「女の三世代が良かった」

「ユディットの恍惚の表情がすごかった」

「ユディットの横に顔があるのに気づいてドッキリした。」

「じっとみてると色々と浮かんできて見えた」

「絵の中にある闇の部分に惹かれる」

「初期の頃の作品では、誰でもまずは正統派の作品があり、そこから個性が出てくる。ピカソとかもそうよねー。」

「女三世代の老婆の手がリアルすぎて気持ち悪かった」

「風景画などこれまでの自分のイメージと違った面がわかり良かった」
さまざまな感想が出てきて、私もそうそう!とうなずきながら、またちょっと自分では忘れてしまっていたこともあって思い出させてもらうような話もありました。

こういうことって実はとても大切だなと考えています。
展覧会で作品をみて、私たちは色々なことを感じると思います。
でもたくさんの作品を見るからどんどん忘れていっちゃうのですよねー。
そんな経験はありませんか?
だからこそ自分が感じたことや思ったことを口に出したり、書いたりすること。
そして人の感想を聞いて「ああ!あの絵そうだった」と思い出したり。
さらに同じ作品に対しても違った見方がでたりすることも新たな気づきとなることもあります。

ランチ会を終えての感想

初めての企画イベント、改善するところたくさんあり…という感じで終わりました。
若干落ち込みながら一人反省会をしていたのですが、今回インスタグラムの投稿を見て参加してくださった方から、お会いできて良かったとおっしゃっていただいて何よりの喜びでした!
クリムトのことを深く知ることができる展覧会、とても良かったです。
またさらにクリムトが好きになりました。
そして、平日の朝にも関わらずあの美術館の混み具合。クリムトの人気おそるべしです。
今回は夏休み中だったので、お子さんを連れての参加もあったのですが、小4の男の子かなり熱心に見ていましたー。
風景画が気に入ってポストカードを買ってもらっていました。
第二弾のイベントも計画中です。
次回はこちらでもしっかりと告知させていただきます。

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Yoko アート鑑賞で知る自分の価値観
【美化ではなく日常の女性や子どもの姿を描いたカサット】


1860年ごろ日本の美術品や工芸品がヨーロッパやアメリカに紹介されてジャポニズムと言われ人気もなりました。


印象派のアーティストがそれらに大きな影響を受けて、作品に生かしていったことは有名ですよね。


さらに、自分でと浮世絵をコレクションしていたり、日本の品を絵の中に登場させたりもしていました。


メアリー・カサットもそんな強く影響を受けた1人で、版画を制作したりもしています。


そして、アメリカ人コレクターのアートアドバイザーにもなって、印象派の作品を紹介したり、アメリカとヨーロッパの橋渡し的存在としても活躍していました。


このアドバイザー的役割については、

@yukimiyamoto777 
さんの著書
「メンタルに効く西洋美術 」にわかりやすく、詳しく書かれていて、こちらを読むことをお勧めしますよー。




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  【自分を生かす道を求めて画家 

【自分を生かす道を求めて画家にたどり着いたゴッホ】


ゴッホの激しい生き方やアルル時代の作品を見ていると、生きるために描くことが必要だったのだろうなと感じます。


大都会パリの生活に疲れて、1882年2月にアルルに旅立ちます。
アルルではパリで抑えていたものから解放されて、どんどん作品を描くゴッホ。


"自分が自分であるということをさえ意識しなくなる"

という言葉も残しています。





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  【科学的理論で時間をかけ描く 

【科学的理論で時間をかけ描くスーラ】


スーラと言えば点描画
点描画が言えばスーラ


この「グランド・ジャット島の日曜日の午後」は、どこかで目にしている人が多いだろうし、
一度見たら忘れられない作品ではないでしょうか?



印象派は、自然の中で描くこと、見たものの”印象”をすばやくキャンバスに描くことを重視していました。
そして光輝く生き生きとした明るい絵を作り出したけれど、ものの形は不鮮明で構図も曖昧になりやすいなとスーラは感じていました。
前の投稿でもご紹介したルノワールも、その辺りで行き詰まりを感じてました。



スーラはその原因は色の置き方が感覚的なのではないだろうか?と仮設をたてて、科学的な色彩理論で一点一点丁寧に色をおいて描きました。
その絵はもはや新しい印象派。


この絵なんか何点色をおいてるのだろうか・・・と驚きませんか??


以前神戸にあるファッション美術館で、カラフルな色の玉が付いた待ち針でこの絵を作った作品をみたことがあります。


あれはすごかった!!


こういうことなんだなとすごく納得のいった作品で、改めてスーラの凄さを理解できたのでした。







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 【ルノワールとモネの違い】  
【ルノワールとモネの違い】


20歳ごろ、2人ははパリの美術教室で出会います。
そこで出会った画家仲間が、グループ展を開催し、印象派と呼ばれるきっかけとなっていきます。


2人は一時期一緒に描き、とても似ているので見分けがむずかしいものも。


でも、ルノワールは印象派の描き方の限界を感じて、徐々に自分のスタイルを見つけようとしていきます。



2人の絵をたくさん並べて見ると、モネは風景画が多いけど、ルノワールは人物を描く絵が多い。



印象派の技法では、しっかりとした形が失われ、色模様になってしまう。
人物や建物などしっかりと手応えのある存在として描くことができないと考えたのですね。




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【ジヴェルニーの庭は戸外アトリエ兼モネの作品でもある】


印象派を代表する画家を、だれか1人あげてみてと言われたらやっぱりこの人しかいないでしょう!!



印象派って絵画の歴史を変えた革命児たちみたいに言われてるけど、モネは自分の”印象”をできるだけ忠実に描き続けたきたことが結果そうなってしまっただけなんですよね。



もちろん絵の才能や、鋭い感覚が備わっていたのは当然なんですが。



新しいスタイルは世の中になかなか受け入れられず、苦悩も多かったけれど、自分に嘘をつくことない生き方が作品にも力強さと明るさに溢れているように感じます。



人生の後半に移り住んだジヴェルニーに、理想の庭を作る。
それは、自分だけのアトリエであり、モネの作品でもあるのです。




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 大きく「印象派 」とくくられてい 
大きく「印象派 」とくくられていても、
描くものも、描き方も、画家としての生き方も目指すものも違います。



何に惹かれるのか?
どんなところに興味あるのか?



印象派好き!


から


ルノワールが好き
スーラが好き


さらに


絵のために美しい庭を作ったモネの生き方に憧れる
ゴッホの力強い筆致に気持ちが揺れ動かされる


とか語れるようになったらちょっと嬉しくないですか?



そして、そのあなたが惹かれるポイントには、自分の心を満たすヒントがきっとあるはず!




募集中の2月の鑑賞会は、「トライアローグ展」から3つの作品を対話鑑賞します。
プロフィールからチェックしてくださいね。




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