
- 展覧会名:尾州徳川の花相撲 帝もサムライも熱中!いとしの植物たち
- 美術館:ヤマザキマザッック美術館
愛知県名古屋市東区葵1−19−30 - 会期:2018年4月20日(金)から8月26日(日)
- 開館時間:午前10時~午後5時30分(平日)
午前10時〜午後5時(土日祝)
※入館は閉館の30分前まで - 休館日:月曜日(ただし、7月16日(月)、8月13日(月)は開館)(7月17日(火)は休館)
- ヤマザキマザック美術館のホームページhttp://www.mazak-art.com/index.shtml
奈良・平安時代の宮中で行われた天覧相撲(相撲節会/すまひのせちえ)。
そこでは東方の力士が勝つと葵(あおい)の花、西方の力士が勝つと夕顔(ひょうたん)を髪にさして退場し、褒美として受け取った力士は、花を衣類や食品に交換していたと伝えらています。
花相撲の名前の由来はこの時代にさかのぼります。
江戸時代になると花の品評会を表す言葉になり、相撲の番付のように花の番付が出され、東西に花を分けて、美しさや珍しさなどを競いました。
そんな花相撲からアイデアをもらって、花の対決をする展覧会。
ヤマザキマザック美術館の斜め向かいにある名古屋園芸の小笠原左衛門尉亮軒氏がコレクションしている「雑花園文庫」から色々な美しい植物の絵を紹介してくれます。
将軍家と朝廷のツバキ対決
東大寺大仏殿で披露された高さ12mの巨大いけばな
武士の副業としての朝顔とエミールガレも魅了された朝顔(ガレのランプなども展示)
アールヌーヴォーの作品と現代のボタニカルアート作家の作品
などなど。
美しい植物の図譜にうっとり!
そして老舗和菓子店や美術館1Fのカフェの展覧会コラボスイーツもあるそうです。これも楽しみ。