先日ある勉強会に参加していました。
その中で私たちは毎日多くの情報を受け取っている。
知りたいなと思うことが検索ですぐに調べられ、答えをもらうことができる。
便利な反面、その多くの情報のせいで考えすぎてるんじゃないか!っていう話になりました。
たくさんの情報に振り回されて、これをやらないといけないのではないか?とかこれが自分のやりたいことなのではないか?と思ってしまう。
そのために本当に自分のやりたいことではないことに一生懸命頑張ってしまうことないですか?
またSNSで流れてくる素敵な写真に心がざわざわして、自分と比較してしまう。
自分に足りないのはこれなんじゃないかなどと思って、好きなものでないのに買ってしまったり。
自分の中にある ”やりたいこと” ”好きなこと” など、本当は分かっているのだけど、自分で閉じ込めてしまっていたりする。
そんな閉じ込めてしまった感情を刺激するのには、アート鑑賞ってとても良いよね?と話題は流れていきました。
美術館でじっと見入ってしまう作品に出会う時があります。
美しいな
すごいな
可愛いな
怖いな
面白いな
などさまざまな感情が起こり、作品の前から立ち去りがたく、ずっと見ていたいなと思う。
その感情は、自分の心から湧き上がってくるもの。
過去体験してきたさまざまな経験や感情が私たちの中に蓄積されていて、アートを見ることで思い出すというか。
だから、人によって感動する作品、感動するポイントが違ったりする。
ではその感情への刺激は何がいいのだろうか。
私はなんでこんな感情になったのかな?
この作品は好きなの?嫌い?
どこに惹かれたのか?
心が動いた時に自分に問いかけることで、自分と向き合うことができるのですよね。
自分の心が感じ取ったことを大切にする。
そこから、自分の価値観に気づいたり、情熱のありかに気づいたりすることもあるのです。
自分を知ることが何より自分を大切にすることで、幸せに繋がることだと思うのです。