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おしゃれになれて心までスッキリするワードローブ整理とは

2017-11-26 By Yoko

26 11月

こんにちは

自分のクローゼットの中にはお気に入りで埋まっていますか?着回しができ、毎回服選ぶの迷わないでしょうか?

私のクローゼットの中はそんな理想とは程遠く、服を選ぶのに時間がかかりイライラ、何を買ったらいいのかわからなくなってイライラ・・・

今日はそんなストレス源であった私のワードローブをパーソナルコーディネーターさんの力を借りて整理することで、私の悩みの本質が浮かび上がり心までスッキリしたという話です。

ファッションと悩みの本質?どう関係あるの?と思われるかもしれませんが、これが大いに関係があったんです。

パーソナルコーディネーターさんに助けを求めた

ここ4-5年、自分の服が地味でつまらないものになってきていることや、もともとカジュアルな服装は苦手だったのにそんなアイテムがどんどん増えていっていることが悩みでした。じぶんの好きな服を買えばいいだけでは?と言われそうですが、そんなに簡単なことではありませんでした。

きっかけは引っ越しをしたこと。職場が変わり自転車通勤になったこと。

お出かけに着たいきれい目服と、自転車通勤でも気軽に着ることができ動きやすいカジュアル服がごちゃごちゃに混在して、コーディネートがうまくできなくなり、毎回出かけるたびに服選びに時間がかかるようになりました。時間がかかった上に満足できない組み合わせにさらにイライラして悪循環に・・・

また引っ越しして選り取り見取りに服を買う場所がある大阪と環境が変わりました。他府県に出かけないと自分の好きな服が買えなくなり、しかもワードローブがごちゃごちゃしているから、何を買うのか決めずに出かける。その上時間をかけてまで出かけるのが億劫になり、近場で妥協して服を選ぶようになていきました。

そんな服の悩みをネットで色々検索していたところ、ファッションのパーソナルコーディネーターの安永ひとみさんを知り、7月から彼女のメールマガジンを読み出しました。それから半月くらいメルマガやブログを熟読。安永さんが繰り返し言っている”好きな服だけでクローゼットを作る”というところに共感して1シーズンのワードローブレッスンを申し込みました。

安永ひとみさんのホームページ

好きな服だけのクローゼットの作り方

私がなぜ安永さんに服の整理を助けてもらいたい!と思ったのかというと、彼女が”好きな服だけのクローゼット”というのをこんなルールで提案していたからです。

1.服は、元々あるクローゼットに入る分だけ。

2.服をリニューアルさせている。
買ったら捨てる。リニューアルすることで、いつでも「その時代に合った」「キレイでオシャレな自分」を維持できるのです。

3.ベーシックアイテムが揃っている。
自分にとってのベーシックをしっかり把握していて管理する。

4.自分らしいアイテムがしっかり揃っている。
自分らしさが光るアイテムが揃っています。

5.服を買うときは、買い替え。
「同じ役割をする別の物」を探しに行く。という感じ。

6.自分の身体のシルエットとサイズをよく知っています。
「サイズが合ってない=野暮ったい」

7.小物が充実。

小物使いで着回し。服の数より、小物。

8.流行は追うけど、飛びつきすぎない。

9.試着は念入りに。
しっかり試着して吟味して買った物。

10.全アイテムをしっかり揃える&使う。
・カットソー・ブラウス・シャツ・ニット・カーディガン・スカート・パンツ・ワンピース・ジャケット・コート・小物(ストール・ベルト・バッグ・靴・アクセサリー)

これを読んでいてほとんどできていないなぁと気づいたんです。まず何にでも合わせられる白、黒、紺、茶色などで形がデザインに凝っていないアイテム(ベーシックアイテム)が揃ってないなぁと。ベーシックが揃っていると着回しがしやすいし、自分の好きなアイテムやトレンドアイテム(デザインアイテム)が取り入れられるということだそう。それはベージックアイテムがそれを合わせてコーディネートが完成するからだそうだ。なるほど!

そしてベーシックアイテムが揃っていれば、着る服がない!と困らないし、自分らしいデザインアイテムを受け止めてくれるからシンプルになりすぎることなく自分の好きな世界観のコーディネートを楽しむことができるということなんだそうです。

そしてここが大切!サイズが合っていること。私はちょっとサイズの大きめのものが多いことに気づきました。ちょっとした肩の位置のズレや丈の長さ、腕の余裕さなど微妙なところですがそれを妥協してしまうと野暮ったさに繋がるらしい(汗)

こうしてベーシックとデザインアイテムがバランスよく取れた自分らしいワードローブが完成したら、翌年からは傷んだり、流行遅れになったアイテムを買い替えていくだけ。同じ役割をする別の物を探すので、何買おう??と悩みウロウロと探し回る必要がない。そしてこうやってリニューアルされていくのでクローゼットの中にはいつも時代に合った、自分らしいものが揃った服たちが揃っているという状態になるということだそうだ。

ワードローブレッスンの内容

さてレッスンの申し込みをし、メールで安永さんよりいくつかのヒアリングを受けました。このレッスンに申し込むことになった理由(ファッションの悩み)やどんなワードローブにしていきたいか?を聞かれてじぶんの悩みを書きつらっていきました。そうするとなぜか服のことだけではなく、自分自身の今の状況の不満や苛立ちというものも浮かび上がってきて、それがどうやら私の服の悩みをもたらしているってことに気づいていきました。

私が申し込んだのは秋のワードローブレッスン。それは3日間の構成になっていました。

1日目は着こなしレッスン

実際にお店を回って服を見たり試着したりして、サイズの合わせ方や色の組みあわせ、服の着方などをアドバイスしてもらいました。前イン、えり抜きやロールアップのおしゃれな仕方。スカーフの使い方。自分の体型に合った似合うアイテムのこと。スカートやパンツもデザインによって適切な腰位置を合わせること。などなど知ってはいるけど上手くできていなかったことなどもたくさん教えてもらいました。

2日目はワードローブチェック

ここが緊張するところ。自分の洋服たちをチェックしてくれる日がやってきました。私は秋のシーズンのレッスンをお願いしているので、秋物の服、バック、靴やスカーフなどの小物類も全て写真に撮り指定されたオンラインのフォルダに保存。当日はその写真を見ながらLINEでやりとりしながら仕分けをしていきました。サイズチェックもした上で、不要アイテムと使えるアイテムの仕分けをし、足りないアイテムをアドバイスしてくれます。レッスン前のヒアリングで浮き上がってきた自分の悩み、これがこの日のレッスンでなぜ悩みとなっているのか、悩みの本質に気付かされることになりました。

アイテムの写真をまず要る服、いらない服に自分で分けます。そうすると安永さんから質問が入ります。それはなぜか自分があまり着回せていない服や小物ばかり。言葉につまりながら

「それは実は貰い物であまり使ってなくて・・・」

「買った時はいいな!と思ったんだけどいざ着てみるとうまく着こなせなくてあまり着てなくて・・・」

「自転車乗るとき用に買ったんだけど、正直あんまり気に入ってなくて・・・」

としどろもどろな感じで答える私。それに対し

「ワードローブの中でも異質な感じがして」

「その服でどんなコーディネートがしたいですか?」

「それおしゃれ着としてこれからも着たいですか?」

と質問が飛び、さらにううう・・・と答えにつまる私。

こんな風に書くと、怒られているような、責められているような印象を持たれるかもしれませんが、決してそんなことではありません。

安永さんに後日聞くと、そうやって質問するアイテムは明らかに私のクローゼットの中で、異彩を放って要るんだそうです。それは大切に着ている他のアイテムとは違う感じに綺麗だったり、好みでない色のものだったり、したいコーディネートとは真逆のアイテムだったり。だから質問するんだそうです。

それは必要ないでしょ?というのではなく、”あなたはそれをどんなイメージで着たい(つけたい)ですか?”と。ここが大切なんだそうです。
自分がそれをこんな風に着たいというイメージがちゃんとあって、今後も着たい!というのであれば、そのイメージになるように助けてくれるんです。
でもそれが答えられないものは自分の中で必要ないものなんですよね。自分が本当は納得していないけど、もらったからとか高かったからとかそんな理由で持っていて、使わなきゃ・・・と義務のように思っているだけで。そこで変に妥協するから好きな服だけのコーディネートにならないのです。

3日目はお楽しみのショッピング

この日は前回のレッスンでリストアップされた足りないアイテムを買いに行く日。あらかじめ予算を伝えてあるのでそれに応じて安永さんが服を選んでくれています。それを試着して購入するのか検討。他のアイテムを探してもいいし、リストアップにはなかったアイテムでもお店できになるものが出てくればそれもアドバイスもらいながら検討できます。ショッピングは本当に楽しいです🎶 自分ではちょっと悩むようなサイズ感や他のアイテムとの組みあわせなどもすぐにアドバイスもらえるので、迷うことなく、妥協することなく選ぶことができます。それってとっても楽。買って家で着て見て”あれ?”って思うことがなくなる。

その後、この日買った新しいアイテムとすでに持っている自分の服でコーディネートシートを30パターン作成してくれました。今後はそれも参考に服を選んでいくことができます。

結果どうなったのか

  • まず服を選んで着ることがとっても楽しくなった!!

もともとおしゃれすることは好きでした。でもそんな気持ちをなんだかずいぶんと忘れていました。このシャツにこのスカートを合わして、アクセはこれをつけて、バックはこれにして、この靴で差し色を入れよう〜とそんなことを楽しんでいた自分を思い出しました。

自転車通勤でももっと楽しんだらいいんだと思いました。なんでもかんでも値段の高いアイテムで揃えなくても今はプチプラアイテムでも良い。自転車でお尻の部分がツルツルになれば来年また新しいパンツを買えばいいんだと思えるようになりました。

  • 自分の理想のライフスタイルを送ることの大切さに気づいた!!

服の問題を作っているのは自分の今の生活なんだということがわかった。これが私の悩みの本質。今の仕事や通勤、住んでいる場所が、自分がどう生きて生きたいかとものすごくギャップがあるのです。それは自転車通勤のためプチプラアイテムを買っている自分が嫌だとかそういうことではないのです。自分が何をしたいか、どんな生活を送りたいのかわかっているのにそれをせず、今の生活でとりあえず落ち着いてしまっていた。それが服だけでなく色んな悩みを作り出していることにに、見て見ぬ振りしてきた日々に気づいたのです。

まずは小さな一歩から。少しづつ行動を変えていくことから始めています。

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Yoko Tsuge アート鑑賞で知る自分の価値観
#没後70年吉田博展 に行ってきました #没後70年吉田博展  に行ってきました。


この展覧会を知ったのは、去年行った福井市美術館でのこと。
ダイアナ妃が執務室に飾っていた「光る海」という作品が使われた展覧会のポスターを見たのです。
過去の投稿にありますのでぜひ見てみてくださいね。


私はこの作品に一目惚れでした❣️



これ木版画なんですよ。


この繊細さを木版でどうやって表現してるのと驚いた。


光の輝きや水のゆらめき、
空気感に広い海と地平線が広がる空間。


単調になるどころかこの世界観。


この目で実物を見たくて、2021年にかけて巡回する展覧会を楽しみにしていました。


今回の展覧会は、彼が49歳から始めた木版画作品に焦点をあてたもの。
水彩や油絵でも人気絶頂だったのに、人生後半に木版画家に転向、そして木版画でも大成功します。


作品も見たかったのと同時に、どんな人物なのかとても興味がありました。(そもそも知らなかったのが悔しい)


展覧会を見た感想は、やはりすごい人だったということ。
あまりにも陳腐な表現で申し訳ないけれど、すごかった!!!


こうやってたった一瞬で人を虜にしてしまうような作品を作れる人は並大抵の人じゃない。
そのすごさや、さらに虜になった作品についてはブログに詳しく書きました。

@cosiness_and_adventure 
のリンクから飛べます。




画像で使わせてもらっている「帆船」という作品は、時刻や天候を変えた6枚の作品が並んで展示されていました。


左上から 朝、午前、午後、
下左から 夕方、夜、霧


色を変えたり、遠くの船や地平線をぼかしたり、灯りを灯したり。
ちょっとしたことかもしれないけれど、色を何度と重ねることでこの表現を作る。


学校でやった木版画しか経験がないから、そこからこのようなレベルの作品のことをイメージするには難しすぎます笑

もちろん映像で見たり、説明を読むなりして制作過程は理解できるのですが…



色を重ねる摺りの作業、浮世絵は平均10数回。
吉田博の場合は平均30数回。
1番多い作品は96回‼️


その作品も展示されてました。
もはやこれは版画だと分かっていても、筆で描いたようにしか見えませんでした。




京都展は1/18まで。
その後東京都美術館へ巡回  1/26〜3/28


そのあとはまだ正式には決まってないようですね…
展覧会サイトには書かれていませんでした。




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対話鑑賞 * アート思考 * 西洋美術史知識で
自分のものの見方を知る。


"常識"にとらわれず、自分らしく個性を表現して生きていくためのアート鑑賞教室を準備中です。

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  こちらの絵は、
「Wivenhoe Park, 

こちらの絵は、
「Wivenhoe Park, Essex」
ジョン・コンスタブル


ウィベンホーパークというイギリス東部にある広大な公園と、そこに立つ18世紀の邸宅を描いてます。
こちらの邸宅は4つ星ホテルとして今も残っています。
美しい風景ですよねー。



コンスタブルは人気の高いイギリス人風景画家。
イギリスから一度も出ることなく地元を中心に情感あふれる風景をたくさん描いてます。


今のコロナ禍では、生の情報に触れるという大切なことを制限されています。



旅に出ること、
美術館にいくこと
人に会うこと  などなど



その場でしか感じられないことを、人や何かのフィルターを通してではなく、五感で感じ自分の頭で考えて、経験や知識に落とし込んでいくこと。
こんな幸せなことってないと思うのです!!



旅に出たいー!
イギリスに行きたい!
私はこういった風景画を見て落ち着かせています笑



こんな気持をちょっと別の形で叶えてくれるだろうと、去年から楽しみにしていた展覧会が来月から開催されます。


『テート美術館所蔵 コンスタブル展』
三菱一号館美術館 
2/21-5/30



テート美術館はロンドンにある美術館。
コンスタブルはイギリスの風景画家として、ターナーと共にとても人気が高い画家です。
一つ年上のターナーとライバル同士としても語られることも多いのですが、実際はどうなんだろう。



絵の雰囲気も、生き方も、画家としての歩み方も違います。



今「コンスタブルの手紙」という本を読んでいます。
この本は、交友関係のあった画家、C・R・レズリーが、1843年にコンスタブルの手紙をまとめたものを、さらに編集などされて1989年に出た訳書です。



その中で、ターナーと話したとか、ターナーが自宅に来たなどの記載もあり、交友はあったようです。



1832年に、ロンドンのロイヤル・アカデミー展で、コンスタブルとターナーの絵が並んで展示されるということがありました。
その時のライバル同士の対決みたいなある事件。
今回の三菱一号館美術館での展覧会は、その2枚の作品を並べて当時の様子を再現しようとしているようです。
面白いですね。



1月の鑑賞会をこのコンスタブルとターナーの絵画で開催します。

《2枚の名画で対話型鑑賞--対話鑑賞で心を見つめる贅沢な自分時間》


イギリスの風景を描いたコンスタブルと、祖国イギリスを救ったできごとを描いたターナーの2枚の絵を、対話型鑑賞でじっくりと鑑賞してください。


感じたことを話して心を開放してみてください。


展覧会の予習にもなるでしょうか。




🔳 対話型鑑賞会については、14日にLINEからご案内をします。
ぜひご登録してお待ちくださいね。

@cosiness_and_adventure のリンクから





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対話鑑賞 * アート思考 * 西洋美術史知識で
自分のものの見方を知る。


現状を変えたければ、自分を変える。
そのためにはまずものの見方を変えること!


"常識"にとらわれず、自分らしく個性を表現して生きていくためのアート鑑賞教室を準備中です。

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【名画のバランス】

今日はかなり久しぶりに絵画の見方をブログに投稿しました!!


昨日この絵を見てて、気になって色々と線を引いていたら素晴らしいほど構図がしっかりしていることに改めて気づいたからです。


やはり名画は素晴らしい。



今さらですが、12月にやっと見れたロンドン・ナショナルギャラリー 展。
2019年からまだかまだかと楽しみにしていた絵画たちにやっと対面できました。
その時この絵に張り付くように見ていたら、監視員の方に注意されました。


近くで見てると暗くて見えなかった背景が、後ろに下がったとたんふっと浮かび上がるように見えた!!
これは感動でしたね。


絵を見る時
近くでじっくり細部を見る。
引いて全体を見る。
ぜひ立ち位置を変えて見てみてください。


今回ご紹介するような構造線や形の反復などさっとみるだけではなくあちこちに目を動かして見てみると、見えなかったものが見えたり、発見があったり絵を見る喜びが広がります。



ブログにはこの内容もう少し詳しく書いています。

@cosiness_and_adventure 
のリンクから飛んでみてください。

🔳 対話型鑑賞会、LINEの方で来週からご案内をします。
ぜひご登録してお待ちくださいね。




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対話鑑賞 * アート思考 * 西洋美術史知識で
"常識"にとらわれず、自分らしく個性を表現して生きていく。

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あなたにとっての美とはどんなものですか?


美しさを求めてアートを見ることを喜びにされている人多いと思います。
美の基準はその人それぞれですよね。


では、自分にとっての美について深く考えたことはありますか?
美って表面的な美しさのことだけではなく、私たちがそれぞれに持っている自分の美意識。


自分はどんな生き方をしたいのか?
好きなものは?
大切にしていることは?
自分を心地よくしてくれるものはどんなことなのか?
どんなことに我慢ができないのか?



周りの人や社会の常識に合わせて、自分に嘘をついているといつまでたっても苦しくて、何かをもとめて自分探しをしてしまうんです。



私もかつてはそうでした。
アートと共に変わってきました。



このグスタフ・クリムトの「接吻 」が好きなのは愛の素晴らしさが感じられるから。
描かれてのは男女ですが、もっと広い意味の愛。


ここでは男女の顔と手、女性の足しか描いてない。それなのに愛し合う2人をこんなにも感じさせてくれるクリムトの力量にもため息がでます。


金の輝きは、イタリアで見た中世の宗教画やモザイク画を思い出させてくれます。
ルネサンスのような成熟した技術はまだない時代だけど、神の世界を表現しようとしてたその神聖な心に感動したことを。


そして、浮世絵、甲冑、兜や漆器など日本の美術品のコレクションしていたクリムトが、ここでもそこから影響受けていることも感じられ、日本人として嬉しくもなります。


私は、こんな色んな個性がミックスされて1つのものに昇華したような作品にとても強く惹かれます。




アート鑑賞で、自分を知ること、自分らしく生きていくことを伝えていきたい。それが私の思いです。




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自分軸となる価値観やあり方に気がつくためのアートを通した自分を見つめる鑑賞法の教室を準備中です!

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絵画の対話型鑑賞で得られること。
この7つの効果をお伝えしたい!!



・自分のものごとのとらえ方に気がつける

・人それぞれのとらえ方があるのだという多様性を認められる

・目に見えるもの以上のものを想像する力がつく

・意識して見ようとする観察力が身につく

・正解・間違いにとらわれずに自由に自分の考えを発言できるようになる

・”アートの知識がないと鑑賞できないから自分なりに読みとっていけることがわかる

・アートを通して身についた教養が世界を広げる




たかが絵画鑑賞でしょ?って思われるかもしれないけど、とても不思議なんですが奥が深いんです。


西洋美術史を学生として学んでいく中で感じていたこと、そしてアートエデュケーターの経験をつんでいく中で得たこと。
お客様の感想も伺いながら、色々な可能性が生まれることを実感。



ブログにまとめていますので
@cosiness_and_adventure 
のリンクから読んでみてくださいね。


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#バンクシー展天才か反逆者か 
に先月のことですが行ってきました。


実は見る前はバンクシーのことを深くは知りませんでした。
社会のタブーにもグサッと鋭いメッセージ込めた作品で私たちに問題意識をもたせる。
サザビーズでのシュレッダー事件。


わかりやすくと同時に考えさせられて
衝撃を与えられて
温かいメッセージもあって
世の中の人を巻き込むメッセージを作品にする才能に関心はしてた。


そんなくらいしか知らなかったけど、作品見ながら色々と考えました。



これはまた美術史を大きく変えるよねということに。
もう変わってきてるよねと。


アートが昔は教会やお城、邸宅などにある一部の限られたものだった時代から美術館ができて一般の私たちが見ることができるようになった。

その著作権は美術館や作品所有者のものでもある。


でもバンクシーの作品は壁など街中にある。
美術館とか著作権というこれまでの常識が揺らされてる。

オークションシステムもそう。



西洋美術の流れは、前の時代を否定するように革命をおこしたアーティストが大きくうねりをおこしてここまでやってきたのだけど。
これから何かもっと変わっていくのかもしれないと。
コロナで作品を美術館や会場に展示しにくくなっりして、デジタルの中の作品も増えていくのかも。



バンクシーの作品、発言には過去のアーティストからの引用もあるので、美術史知ってることでさらに色々違う視点から見ることができるはず。



そんなことを考えながら見てました。



バンクシー展天才か反逆者か
〜1/24 
大阪南港


2/3〜5/31
旧名古屋ボストン美術館


7/2〜10/31
福岡市大名にNEWオープンの次世代型ライブエンターテイメント施設UNITEDLAB



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