こんにちは
自分のクローゼットの中にはお気に入りで埋まっていますか?着回しができ、毎回服選ぶの迷わないでしょうか?
私のクローゼットの中はそんな理想とは程遠く、服を選ぶのに時間がかかりイライラ、何を買ったらいいのかわからなくなってイライラ・・・
今日はそんなストレス源であった私のワードローブをパーソナルコーディネーターさんの力を借りて整理することで、私の悩みの本質が浮かび上がり心までスッキリしたという話です。
ファッションと悩みの本質?どう関係あるの?と思われるかもしれませんが、これが大いに関係があったんです。
パーソナルコーディネーターさんに助けを求めた
ここ4-5年、自分の服が地味でつまらないものになってきていることや、もともとカジュアルな服装は苦手だったのにそんなアイテムがどんどん増えていっていることが悩みでした。じぶんの好きな服を買えばいいだけでは?と言われそうですが、そんなに簡単なことではありませんでした。
きっかけは引っ越しをしたこと。職場が変わり自転車通勤になったこと。
お出かけに着たいきれい目服と、自転車通勤でも気軽に着ることができ動きやすいカジュアル服がごちゃごちゃに混在して、コーディネートがうまくできなくなり、毎回出かけるたびに服選びに時間がかかるようになりました。時間がかかった上に満足できない組み合わせにさらにイライラして悪循環に・・・
また引っ越しして選り取り見取りに服を買う場所がある大阪と環境が変わりました。他府県に出かけないと自分の好きな服が買えなくなり、しかもワードローブがごちゃごちゃしているから、何を買うのか決めずに出かける。その上時間をかけてまで出かけるのが億劫になり、近場で妥協して服を選ぶようになていきました。
そんな服の悩みをネットで色々検索していたところ、ファッションのパーソナルコーディネーターの安永ひとみさんを知り、7月から彼女のメールマガジンを読み出しました。それから半月くらいメルマガやブログを熟読。安永さんが繰り返し言っている”好きな服だけでクローゼットを作る”というところに共感して1シーズンのワードローブレッスンを申し込みました。
好きな服だけのクローゼットの作り方
私がなぜ安永さんに服の整理を助けてもらいたい!と思ったのかというと、彼女が”好きな服だけのクローゼット”というのをこんなルールで提案していたからです。
1.服は、元々あるクローゼットに入る分だけ。
2.服をリニューアルさせている。
買ったら捨てる。リニューアルすることで、いつでも「その時代に合った」「キレイでオシャレな自分」を維持できるのです。3.ベーシックアイテムが揃っている。
自分にとってのベーシックをしっかり把握していて管理する。4.自分らしいアイテムがしっかり揃っている。
自分らしさが光るアイテムが揃っています。5.服を買うときは、買い替え。
「同じ役割をする別の物」を探しに行く。という感じ。6.自分の身体のシルエットとサイズをよく知っています。
「サイズが合ってない=野暮ったい」
7.小物が充実。
小物使いで着回し。服の数より、小物。
8.流行は追うけど、飛びつきすぎない。9.試着は念入りに。
しっかり試着して吟味して買った物。10.全アイテムをしっかり揃える&使う。
・カットソー・ブラウス・シャツ・ニット・カーディガン・スカート・パンツ・ワンピース・ジャケット・コート・小物(ストール・ベルト・バッグ・靴・アクセサリー)
これを読んでいてほとんどできていないなぁと気づいたんです。まず何にでも合わせられる白、黒、紺、茶色などで形がデザインに凝っていないアイテム(ベーシックアイテム)が揃ってないなぁと。ベーシックが揃っていると着回しがしやすいし、自分の好きなアイテムやトレンドアイテム(デザインアイテム)が取り入れられるということだそう。それはベージックアイテムがそれを合わせてコーディネートが完成するからだそうだ。なるほど!
そしてベーシックアイテムが揃っていれば、着る服がない!と困らないし、自分らしいデザインアイテムを受け止めてくれるからシンプルになりすぎることなく自分の好きな世界観のコーディネートを楽しむことができるということなんだそうです。
そしてここが大切!サイズが合っていること。私はちょっとサイズの大きめのものが多いことに気づきました。ちょっとした肩の位置のズレや丈の長さ、腕の余裕さなど微妙なところですがそれを妥協してしまうと野暮ったさに繋がるらしい(汗)
こうしてベーシックとデザインアイテムがバランスよく取れた自分らしいワードローブが完成したら、翌年からは傷んだり、流行遅れになったアイテムを買い替えていくだけ。同じ役割をする別の物を探すので、何買おう??と悩みウロウロと探し回る必要がない。そしてこうやってリニューアルされていくのでクローゼットの中にはいつも時代に合った、自分らしいものが揃った服たちが揃っているという状態になるということだそうだ。
ワードローブレッスンの内容
さてレッスンの申し込みをし、メールで安永さんよりいくつかのヒアリングを受けました。このレッスンに申し込むことになった理由(ファッションの悩み)やどんなワードローブにしていきたいか?を聞かれてじぶんの悩みを書きつらっていきました。そうするとなぜか服のことだけではなく、自分自身の今の状況の不満や苛立ちというものも浮かび上がってきて、それがどうやら私の服の悩みをもたらしているってことに気づいていきました。
私が申し込んだのは秋のワードローブレッスン。それは3日間の構成になっていました。
1日目は着こなしレッスン
実際にお店を回って服を見たり試着したりして、サイズの合わせ方や色の組みあわせ、服の着方などをアドバイスしてもらいました。前イン、えり抜きやロールアップのおしゃれな仕方。スカーフの使い方。自分の体型に合った似合うアイテムのこと。スカートやパンツもデザインによって適切な腰位置を合わせること。などなど知ってはいるけど上手くできていなかったことなどもたくさん教えてもらいました。
2日目はワードローブチェック
ここが緊張するところ。自分の洋服たちをチェックしてくれる日がやってきました。私は秋のシーズンのレッスンをお願いしているので、秋物の服、バック、靴やスカーフなどの小物類も全て写真に撮り指定されたオンラインのフォルダに保存。当日はその写真を見ながらLINEでやりとりしながら仕分けをしていきました。サイズチェックもした上で、不要アイテムと使えるアイテムの仕分けをし、足りないアイテムをアドバイスしてくれます。レッスン前のヒアリングで浮き上がってきた自分の悩み、これがこの日のレッスンでなぜ悩みとなっているのか、悩みの本質に気付かされることになりました。
アイテムの写真をまず要る服、いらない服に自分で分けます。そうすると安永さんから質問が入ります。それはなぜか自分があまり着回せていない服や小物ばかり。言葉につまりながら
「それは実は貰い物であまり使ってなくて・・・」
「買った時はいいな!と思ったんだけどいざ着てみるとうまく着こなせなくてあまり着てなくて・・・」
「自転車乗るとき用に買ったんだけど、正直あんまり気に入ってなくて・・・」
としどろもどろな感じで答える私。それに対し
「ワードローブの中でも異質な感じがして」
「その服でどんなコーディネートがしたいですか?」
「それおしゃれ着としてこれからも着たいですか?」
と質問が飛び、さらにううう・・・と答えにつまる私。
こんな風に書くと、怒られているような、責められているような印象を持たれるかもしれませんが、決してそんなことではありません。
安永さんに後日聞くと、そうやって質問するアイテムは明らかに私のクローゼットの中で、異彩を放って要るんだそうです。それは大切に着ている他のアイテムとは違う感じに綺麗だったり、好みでない色のものだったり、したいコーディネートとは真逆のアイテムだったり。だから質問するんだそうです。
それは必要ないでしょ?というのではなく、”あなたはそれをどんなイメージで着たい(つけたい)ですか?”と。ここが大切なんだそうです。
自分がそれをこんな風に着たいというイメージがちゃんとあって、今後も着たい!というのであれば、そのイメージになるように助けてくれるんです。
でもそれが答えられないものは自分の中で必要ないものなんですよね。自分が本当は納得していないけど、もらったからとか高かったからとかそんな理由で持っていて、使わなきゃ・・・と義務のように思っているだけで。そこで変に妥協するから好きな服だけのコーディネートにならないのです。
3日目はお楽しみのショッピング
この日は前回のレッスンでリストアップされた足りないアイテムを買いに行く日。あらかじめ予算を伝えてあるのでそれに応じて安永さんが服を選んでくれています。それを試着して購入するのか検討。他のアイテムを探してもいいし、リストアップにはなかったアイテムでもお店できになるものが出てくればそれもアドバイスもらいながら検討できます。ショッピングは本当に楽しいです🎶 自分ではちょっと悩むようなサイズ感や他のアイテムとの組みあわせなどもすぐにアドバイスもらえるので、迷うことなく、妥協することなく選ぶことができます。それってとっても楽。買って家で着て見て”あれ?”って思うことがなくなる。
その後、この日買った新しいアイテムとすでに持っている自分の服でコーディネートシートを30パターン作成してくれました。今後はそれも参考に服を選んでいくことができます。
結果どうなったのか
- まず服を選んで着ることがとっても楽しくなった!!
もともとおしゃれすることは好きでした。でもそんな気持ちをなんだかずいぶんと忘れていました。このシャツにこのスカートを合わして、アクセはこれをつけて、バックはこれにして、この靴で差し色を入れよう〜とそんなことを楽しんでいた自分を思い出しました。
自転車通勤でももっと楽しんだらいいんだと思いました。なんでもかんでも値段の高いアイテムで揃えなくても今はプチプラアイテムでも良い。自転車でお尻の部分がツルツルになれば来年また新しいパンツを買えばいいんだと思えるようになりました。
- 自分の理想のライフスタイルを送ることの大切さに気づいた!!
服の問題を作っているのは自分の今の生活なんだということがわかった。これが私の悩みの本質。今の仕事や通勤、住んでいる場所が、自分がどう生きて生きたいかとものすごくギャップがあるのです。それは自転車通勤のためプチプラアイテムを買っている自分が嫌だとかそういうことではないのです。自分が何をしたいか、どんな生活を送りたいのかわかっているのにそれをせず、今の生活でとりあえず落ち着いてしまっていた。それが服だけでなく色んな悩みを作り出していることにに、見て見ぬ振りしてきた日々に気づいたのです。
まずは小さな一歩から。少しづつ行動を変えていくことから始めています。