フェルメール

【フェルメール展2023年】28枚の絵が世界からアムステルダムに集まる!

2023年、フェルメール展史上最多の28数の絵画が集まる展覧会が、アムステルダム国立美術館で開催されます。

ハーグにあるマウリッツハイス美術館との共同開催という形のようです。

Vermeer The largest Johannes Vermeer exhibition ever ← アムステルダム国立美術館のサイトへ飛びます

この展覧会の情報と、2023年はフェルメールについてもっと知りたい!という人にとって絶好のタイミングになるのでは?と思った理由について書きたいと思います。

展覧会は2023年2月10日〜6月4日

美術館:オランダ、アムステルダム国立美術館(Rijksmuseum)

開催日:2023年2月10日〜6月4日

チケット:大人30ユーロ (約4350円 2022年11月現在)
18歳以下 無料

日時指定のチケットは、美術館のホームページですでに販売が始まっています!

チケットの予約状況を確認してみたところ、すでに取れない時間帯もありました。

何だかちょっと焦ってしまいますね・・・

史上最多の28枚の絵とは?

アムステルダム国立美術館のサイトでは、展覧会について紹介する動画が公開されています。

その中では今回展示される絵画が登場しています。

https://www.rijksmuseum.nl/en/whats-on/exhibitions/vermeer/story/we-love-vermeer

28枚の絵画がある美術館は、ヨーロッパだけでなく、アメリカ、日本も。

フェルメール作?という評価が揺れている作品も含まれていますが、美術館の重要なコレクションとも言えれるフェルメールの絵を4ヶ月も渡って貸し出すのですからこれは凄いことですよね。

きっとこんな大きな規模の展覧会は今後なかなか開けないでのはないでしょうか?

さて、今回の展覧会で集まる28枚の絵をもっている美術館を地域別に分類してみました。

オランダにある絵はこの7点

Rijksmuseum, Amsterdam  アムステルダム国立美術館

「恋文」  

「牛乳を注ぐ女」

「小路」

「青衣の女」  

Mauritshuis, Den Haag   マウリッツハイス美術館

「真珠の耳飾りの少女」 

※この絵は3月30日まで展示され、その後すぐにマウリッツハイスに帰ってしまうそうです。

「ディアナとニンフたち」

「デルフトの眺望」

ドイツからは先日来日した絵を含めて6作品

Gemäldegalerie Alte Meister, Dresdenドレスデン絵画館

「窓辺で手紙を読む女」

「取り持ち女」

Städel Museum, Frankfurt am Main シュテーデル美術館、フランクフルト

「地理学者」

Gemäldegalerie, Berlijn  ベルリン国立美術館

「紳士とワインを飲む女」

「真珠の首飾りの女」

フランスからは1作品

Louvre, Parijs  ルーヴル美術館

「レースを編む女」

イギリスからは3作品

National Gallery of Scotland, Edinburgh  スコットランドナショナルギャラリー

「マルタとマリアの家のキリスト」

National Gallery, London  ナショナルギャラリーロンドン

「ヴァージナルの前に座る女」

「ヴァージナルの前に立つ女」 

アイルランドから1作品

National Gallery of Ireland, Dublin  ダブリンアイルランドナショナルギャラリー

「手紙を書く婦人と召使い」

アメリカからは10作品

 National Gallery of Art, Washington D.C. ワシントンナショナルギャラリー

「フルートを持つ女」

「手紙を書く女」

「赤い帽子の娘」 

「天秤を持つ女」 

Leiden Collection, New York ライデンコレクション

「ヴァージナルの前に座る若い女」

 Metropolitan Museum of Art, New York   メトロポリタン美術館

「信仰の寓意」 

「リュートの調弦する女」

 Frick Collection, New York  フリックコレクション

「稽古の中断」

「婦人と召使」 

「士官と笑う女」 

日本からは1作品

National Museum of Western Art, Tokyo  国立西洋美術館寄託

「聖女プラクセデス」 

フェルメールについて学ぶ絶好の期会かも

この展覧会のニュースを見て、来年はフェルメールについて学ぶ絶好のタイミングかもしれない!と感じました。

そう思った理由は

・世界中にファンのいるフェルメールの大回顧展なので、関連ニュースがどんどん出てくると思ったから。

・展覧会の主催美術館は、情報をオープンにして美術ファンを楽しませてくれるアムステルダム国立美術館とマウリッツハイス美術館だから。

・これまで外に出ていないフリック・コレクションの3枚の絵が集まるから。

・一度にこれだけのフェルメールの作品を同時に見ることができるから。

海外の美術館の展覧会なので、日本ではあまりメディアでは取り上げられないかもしれないです。

でもこれから西洋美術についてもっと学びたい人は、海外の美術館や展覧会にも注目した方が良いと私は考えてます。

このブログでもフェルメールについて学びながらまとめていきます。

そして新しく始めたメルマガでは、この「フェルメール展」を追いかけながら学びや情報ソースをご紹介していく予定です。

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