2ヶ月ほどのイギリス旅行中に購入した本(厳密には1冊は参加したツアーのお土産でしたが・・・)は、20冊。私の美術館やカントリーハウス巡りと、本の購入はいつもセットになっていて、今回も帰りの荷物は本だけで10kgを超えてしまいました。
できるなら本をあまり増やしたくないのですが、美術本やガイドブック系はまずkindle本にはなっていないので難しいですよね。そしてやはり紙の本の方が良い場合が多いのです。
探したいところに辿り着くのが早い。付箋をつけたり、線を引いていたら当然ですが、そうでなくてもこの辺りかなーという見当がつけやすいのも紙の本ならではかも。どうしてなんだろう。
私にとっては何度も見返したりする参考資料としての本は紙の本が良いのはそういう理由です。
その一方で、小説やエッセイなどはKindleやaudibleがいいなぁ。特にaudibleは音声で聞くことができるので、隙間時間にささっと聞けたり、移動中の電車の中などにも便利。目が疲れないのもありがたい。
ところで、買ってきた20冊の本は、記事を書いたりなど日に何度も見返しているので、本棚にしまうことなく床に直置きで山となっています。
その内訳は
カントリーハウスや美術館のガイドブック:15冊
展覧会図録:1冊
小説類:3冊
塗り絵(19世紀イギリスのリージェンシー時代の解説入りの塗り絵を見つけました):1冊
写真はその中の5冊で、左上から時計回りに、カーナヴォン伯爵夫人著の「The Earl and The Pharaoh 」でハイクレア城ツアーのお土産でいただいたもの。なんと夫人のサイン入り。
真ん中はテート・ブリテンの『The Rossettis』展の図録。ただの展覧会の紹介ではなく、たくさんの論文で埋め尽くされたものすごい濃い内容の本。
『In the footsteps of Anne Lister』は19世紀に実在した、型破りの女性実業家のアン・リスターの旅行記をもとに著者Adeline Limが旅した旅日記。
バッキンガム・パレスのガイドブック
ハイクレア城のガイドブック
ガイドブックはその地でしか買えないものも多いので、もう一度行くことができるかどうかわからないから絶対買わないと!!と、重さも値段も気にしちゃいられないです。
買ってきた本と共に2ヶ月の経験は、新鮮で感動を起こしてくれるインプットの毎日でした。確かにこの数年はインプットが明らかに不足している中でのアウトプットに疲弊していました。
こんなことでいいのだろうかというちょっと苦しい日々だった。
濃いインプットの時間の反動で、今は手や体を動かすよりも思考している時が増えた気が・・・
手をもっと動かさなければ!