アート日記

印象派仲間のピサロ、モネ、シスレーの水辺の絵を並べて見る贅沢

先日久しぶりに名古屋市にあるヤマザキマザック美術館へ!!

日本の好きな美術館の10位の中に入る一つ。

好きな理由は、ロココから20世紀の絵画の歴史が辿れるような作品が揃っていること。

そして展示室の空間の美しさ。まるでヨーロッパの美術館にいるような気分にさせてくれる壁紙、床の素材や美しいシャンデリアなど。

空いているので静かにゆっくりと見れるのもなかなかいい。そして絵画のフロアの下にはインテリアやガラスなど工芸品のコレクションが充実していることも。

カフェやレストランが揃っていて鑑賞後の時間も優雅に過ごせること。所蔵作品の写真撮影ができて後からゆっくりと復習できることも。

音声ガイダンスも入館料の中に入っていて楽しめること。展示室の雰囲気にぴったりの座り心地の良いソファがたくさんあって座って音声ガイダンスを聞いてじっくり見ることもできる。

さらに音が鳴りやすい床のためコツコツという音が気になる人にスリッパの貸し出しもしているのだ!

書き出してみるとこんなに好きなところが出てきて自分でもびっくり。

そして今回は、さらに好きな理由が付け加わったのです。(春の所蔵品展をやっていたためにコレクションをずらりと眺めることができたからだと思います)

印象派3人の画家の作品が並んでいるのを見て気がついたこと。

左から

カミーユ・ピサロ「ルーアンの波止場・夕陽」1896年
クロード・モネ「アムステルダムの港」1874年
アルフレッド・シスレー「サン=マメのロワン運河」1885年

共通点は3点とも水面の表現が描かれていること。並べてみることで水のきらめきや空をどのように描いているのか比べてみることができる。

その他にもクールベの海も近くにあってその絵とも見比べることができる。

一つの作品をじっくりみるのも良いけれど、比較してみることができるってやはり感じることや学ぶことってたくさんあるんです。ただやみくもに比較してもダメで。このようにテーマが揃っているのが理想。

ちゃんと考えて購入されたのだなと感じてああいいなぁと感じたのです。


でもここは企業の美術館。だから入場料もちゃんとありふらっときて見て帰るが気軽にできる美術館ではありません。

もう少し他の公立の美術館がこんな風になったらなぁ。西洋美術館のような規模の美術館がぜひ関西にも!!

日本のあちこちの公立美術館にバラバラと数点ある西洋美術をどこかにまとめてダーンと見せてくれる方が私はいいのだけどな。


マザック美術館では素敵な比較をもう一つ見つけたのでまた次の機会に書きますね!

ヤマザキマザック美術館
〒461-0004 愛知県名古屋市東区葵1-19-30
名古屋市営地下鉄東山線「新栄町」駅(1番出口)直結
公式ホームページ:https://www.mazak-art.com/



-アート日記