アート日記

300年前に生まれたポータのビール

2024-01-18

昨日ロンドンでフェルメールの4枚見るという記事を書きました。
その中の一枚「ギターを弾く女」を所蔵しているケンウッド・ハウスは、最後の所有者がギネス・ビールの創設者の曾孫のエドワード・セシル・ギネスでした。


私は好きなお酒を3つあげるとすると、日本酒、スパークリングワイン、そしてギネスビール。

イギリスで初めてギネスビールを飲んでから、苦味とクリーミーな泡の組み合わせにこれは美味しい!と虜になりました。ふわっふわの泡は見ているだけで幸せな気分になる。

ギネスビールはアイルランドなので、この手のビールはアイルランド発祥だと思っていたのだが、実はイングランド生まれだと今日知ってちょっと驚いた。

このビールは、色々なビールをブレンドして生まれたもので、アルコール度数が低く爽やかな飲みごし。それががロンドンの港で働く「ポーター」(波止場の荷役労働者)と呼ばれる人々の喉を潤すのにピッタリということで「ポーター」と名付けれられた。その後スタウトという名称も登場。1718年イングランドで生まれたポーターは、1780年にアーサー・ギネスが作るものがその後代名詞のようになっていく。


焙煎した大麦を使うので色が濃く、さらに樽に入れられることでココナッツやバニラを思わせるアロマが生まれるのだそうだ。

大好きなわりに何にも知らなかった・・・

300年前のたくさんの船と物資が行き交うテムズ川のロンドン港で、男達が飲んでいたのかと想像してみるとちょっと面白い。



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