「ルノワールは好き、ピカソは嫌い。」対人関係にも通じること。

インスタに投稿したある記事が結構反応がよくて、こんな感想ももらいました。

インスタに挙げていた事がとても興味深かったです!

価値観で無意識に判断していて「見たまま」で判断していない・・・

「ハッ!」と致しました!これは対人関係にも当てはまる事だと。見たままを受け入れる事なんて出来ていただろぅか...と。

私にはそう響きました。

絵画の鑑賞への興味がぐんと上がりました!

その投稿とはこちら。

自分が見ている世界とは、自分の持っている窓から見る世界。

だから私が見ている世界とあなたが見ている世界は決して同じではない。

どれがいいとか悪いではなくて、違っているということがわかっている事が大切だよねと思っています。

アートは、別の窓から世界を見せてくれる!そう思うと好きなものを見ようだけでなく、今日はどれだけの窓から見ることができるかなーと美術館で楽しめるともっと視点が広くなるんじゃないでしょうか?

↓ インスタに投稿した文章もこちらに書いておきます。

ルノワールは好き
ピカソは嫌い

その反対もあるでしょう。
そうやってその絵が自分に合ってる合ってないと感覚的に判断してませんか?

ルノワールの少女は可愛いいけど、
ピカソのこの女性は色も形も変だしどうなってるの?

絵を前にして私たちは自分の持ってる価値観で無意識に判断しているんです。
”見たまま”を見てるんじゃない。

だから私も鑑賞会などで好きな絵を選んでもらったりするのですが、
その選んだ絵にはその人の関心ごとや好みが詰まっていることがわかります。

私は絵を紹介したり、解説したりしてますが、
これはこの絵を好きになってほしいと思っているわけではありません。
(好きになってくれれば嬉しいけど)

感覚的に好き嫌いでふるいにかけて、嫌いなものは見ないということが残念なんです。

まずは観察して、描かれたものと自分がその絵をどう思ったのかをわけて考えてみる。
そうすると自分がどんなレッテルを貼って見てるかわかります。
そこで「あー私はこんな風に人や物をみてるのだな」と気づいたりするんです。

アートから、自分の感覚に意識を向けさせてもらうんです。
今感じていることに。

そこから、改めて
何が表現されてるのか?
どんな風に表現されてるのか
作品から発見してもらいたいなと思ってます。

ルノワールが、光がどのように色を変化させるのかを追求していたこと。
ピカソが、一方向から見えるものを描くという伝統を壊し、リアルとは何かを問いかけたこと。

そんなアートの背景を知ることで、新たな価値観や気づきを受け取り、
あなたの世界をきっと広げてくれます!!


-アートで知る自分の価値観