「"自分の思いを意識した鑑賞"ができるようになった」お客様からのメッセージ

数ヶ月ほど前のこと、以前開催していた講座やお茶会に参加してくださっていたお客様が、創作活動を発表するギャラリー展示されることを知りました。素敵な物を制作されている!!と感激してギャラリーへ見にいくことに。

お仕事をされながらも趣味の時間も大切にしていること、展示スペースが大好きな世界観を表現されていて素晴らしいなーと感動。西洋絵画好きから発展して今回の発表の機会につながったのだそうです。

久しぶりにメッセージをやりとりさせていく中で、嬉しいお言葉をいただいてここでちょっとご紹介させていただきたいと思います。(ご紹介させていただくことは許可をいただいております)

西洋絵画はいつから好きですか?と言われると全く記憶がないのですが、大きな展覧会のお知らせを街で見かけると何故かワクワクする気持ちを感じて1人でちょいちょい観に行っていました。本格的に目覚めたのは、プラド美術館の館内ツアーに参加してからです。絵画は絵だけではなくて背景も面白いんだと実感して。今まで、素敵だなぁとか、写真みたいだなぁとかその程度の見方しかできなかったものが、背景を知るために初心者でもわかる絵画の見方の本など買ってみたりして。

そうこうしているうちに、やはり本だけではすぐ飽きてしまって中途半端に終わるようになりました。

あぁぁ、リアルに!もっとリアルに楽しみたい!と思うようになって。その頃はSNSもようやく私の生活にも馴染んで来て。初めてyokoさんが発信される溢れる西洋絵画への愛が私にも伝わりました。リアル勉強会に参加してみようと思いました。敷居が高くなかったからです。格式ばっていなかったからです。。たくさんの知識のないあなたでもいいんだよと聞こえるお誘いのように感じました。お会いすると、たくさんのしかも幅広い知識を持たれていて、何より感受性がものすごく高い方だと思いました。

今まで、素敵だなぁとか、写実的だなあといった何の変哲もない感想しか持ち合わせていない私に『感じてみる』ことを教えていただきました。絵画の見方の本というのは『事実』または、『そうであろう』といったことが知識として教えられますが、yokoさんの勉強会ではそれプラス『自分はどう感じるのか』『何故そう感じるのか』を中心とした展開でしたので今までそんなふうに見たり感じた事なかっただけに言葉にするのが難しかったなぁ、浅はかな見方だなぁと思ったと記憶しています、笑笑笑笑。数年前はこれでもか!これでもか!と押し寄せるような筋肉隆々、お肉盛り盛りの絵が好きでしたが今では印象派の『日常を捉えた人物と背景』が好きです。どういうところが好きで、なぜそう感じるのか?自分に問いながら楽しんでいます。絵画の見方に決まりきったものはない!自由に感じていいんだよと教えていただきました。それからというもの展覧会巡りに拍車がかかったのもyokoさんとの勉強会がきっかけです。

そして、勉強会のスタイルも好きです。歴史のお勉強を歴史的建造物で!ってスタイル。長楽館で、スイーツをいただきながらのお勉強。すごく楽しかったです。

最近の、イギリス🇬🇧のお屋敷巡りなんて素敵すぎる。お屋敷にいる自分を想像したりこんなふうな風景が広がってるんだろうなぁとか妄想に耽ることができますね。

まとめると、yokoさんのお勉強会で初めて『自分の思いを意識した鑑賞』ができるようになったという事です。ありがとうございます。

そこから、歴史的な服装へも興味が湧いて来て現在に至ります。yokoさんのお勉強会がなかったらきっとソーイングまでには至ってなかったと思います。なので、プロフィールにお名前を頂戴しようとお願いいたしました。


なんと、創作活動へのきっかけを微力ながらも提供できたとは!!!

絵画を楽しむのに、知識+感受性を働かせる見方が面白いんだよーということが伝わったのだととっても嬉しくなりました。

彼女は、自分がどう感じるかを意識的に問いかけることで、感覚的な体験や自身の反応に敏感になり、アートに対する新しい見方を生み出したのではないでしょうか。「自分の感じ方」を大切にしたことが、他の興味にも発展する力となった。絵画に描かれている服装や歴史的な背景に目を向けることで、さらにその世界に関わりたいという欲求が生まれたんでしょうね。

自分の感覚や反応に気づくことで、「本当に好きなこと」や「もっと知りたいこと」に出会えたみたいです。素敵だなぁ、嬉しいなぁ。

自分の反応に目を向けて → 自分の興味に気づき → 新たな興味に出会っていく

この流れって、アートだけじゃなくて人生全般でも本当に大切なことだと思います。

こんな仲間をどんどんと作っていきたい!これからも鑑賞会やトーク会など活動続けていきます。

-お客様の声