先日電車内で衝撃的なタイトルの広告を見ました。
『女は大学に行くな』
えーとびっくりして、読み進んでいくとこんな文章が続いていました。
女は大学に行くな、という時代があった。
専業主婦が当然だったり。寿退社が前提だったり。
時代は変わる、というけれど、いちばん変わったのは、女性を決めつけてきた重力かもしれない。
いま、女性の目の前には、いくつもの選択肢が広がっている。
そのぶん、あたらしい迷いや葛藤に直面する時代でもある。
「正解がない」。
その不確かさを、不安ではなく、自由として謳歌するために。
私たちは、学ぶことができる。
この、決してあたりまえではない幸福を、どうか忘れずに。
たいせつに。
私はまだ、私を知らない。
神戸女学院大学の広告でした。
とてもインパクトのあるタイトルと、グッとくる内容にすでに話題になっているようでした。
女性が自由に学べて様々な職業につけるようになった。様々な価値観をもって生きられるようになった。
でもそんな時代になったのは、長い長い歴史からみると本当にまだ最近のことですよね。
それに、日本もまだまだ遅れているし、世界を見てみると宗教や経済的理由などで自由がない女性もたくさんいます。
でも、今後ももっと自由に、自分の価値観を大切にして生きていきたいという人が増えていくように思います。
そのためには行動力は大切。
だって、世間の常識とか、人の目を気にしてみんなと同じ方向を見ている中から抜け出すのって行動力だと思うからです。
しかし大切なことだとはわかっているのに、行動にすぐ繋げられないということありませんか?
でも実は、ほんのちょっとのことで行動がスムーズに起こせるようになるのだそうです。
私たちはいつも五感で情報を受け取り、本当にわずかな時間で認知した情報を処理しています。
その処理の中で やりたい (want to) 、やるべき (have to) の動機づけの判断もあります。
ここで やりたい!というポジティブな動機でなく、やるべきとかやらなきゃ・・・となると強制的な意味合いになって行動するのに苦痛がともなうようになります。
とうぜんながらそうするとなかなか前に進めないですよね。
やらなきゃいけないのにちっともできないという状況になります。
しかし、やりたい! と やるべき! の違いは自分がどう捉えているかだけ。
私はこれをやりたい ! これをやることでこんな良いことがある ! と自分に思うことで脳の動機づけの処理の場所が変わるのです。
そうするともうこのやりたいというポジティブな動機は当然ながら楽しみなので、行動を起こすまでがスムーズになるというわけです。
「・・・しないと」 「・・・しなくちゃいけない」 がつい口癖になっているのを止めて、「・・・したい!」 「・・しよう!」 にまず変えること。
そのためには、やらなきゃと思っていることを、
なぜ私はそれをやるの?
それをするとどんな良いことがあるの?
とポジテイブな理由になるまで自分に聞いてみよう。