【ローマ帝国の遺跡で思う】スケールの大きさに惹かれてしまうのかも

イギリスにもローマ帝国の遺跡がある。
何と帝国最北部の国境となる長城だ・・・
前から行ってみたいと思っていた場所で、今回いけることになった。

ローマ帝国14代目皇帝ハドリアヌスの作った、全長120kmの石の壁。
当時は高さが5メートル、厚さも3メートルもあるというすごい迫力の壁だったようです。
この壁がニューカッスルからカーライルまで、イングランドを横に横断するように存在していたみたい。

壁の周りには要塞があり、私はその一つの現在はミュージアムなどもあり見学できる場所に行ってきた。
最大800人の人が共同生活している住居跡もあった。まるで小さな町のようだよね・・・
帝国各地から建設のため、そしてその後の警備のため多くの人が集められてきたのでしょう。

歩いて、そして船に乗って??


20年ほど前に、アフリカのチュニジアに行った時も首都のチュニスでローマの遺跡を見た。
円形競技場もあったなぁ。
ローマ帝国の広さに改めて驚く。

日本の歴史も大好きだけど、いつも私の情熱がこちら側に向いてしまうのは、スケールの大きさだと思う。
統治する国の大きさとか、民族間の移動の距離。
そして作ってしまうものの規模。

あ、でも大阪城が当時の巨大さで残っていて、あんな近代化・観光地化した場所ではなく、リアルなお城を感じさせてくれるように残っていたらなぁ。
安土城の豪華絢爛の空間が残っていて、そこで織田信長の人生哲学とか、野望とかを熱く語る展示が見たかった。
仁徳天皇陵もその凄さがわかりにくくて、もっとなんか迫力を伝えてほしいなぁ。

今月は、ローマ展を見にいくので、またローマ帝国の凄さに感動するのだと思う。

-アート日記