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美術史が学べる!メトロポリタン美術館展ー西洋美術の500年

 

ニューヨークにあるメトロポリタン美術館から、ヨーロッパの絵画65点やってくる展覧会が11月からスタートします。
展覧会のタイトルは「メトロポリタン美術館展ー西洋美術の500年」

 

このように”西洋美術の500年”というタイトルになっていれば、500年の流れを見ることができるように
各時代から特徴的な絵画が選ばれて、テーマにそって展示されるのだろうなぁと想像ができるはず。
ぜひそんなことを頭の片隅において美術館に行かれることもおすすめします。

 

展覧会の公式ホームページでは、展示される絵画がすでに22点紹介されています。
▼ホームページはこちらです
https://met.exhn.jp/

宗教画や神話のルネサンス時代から、近代化した世の中と芸術まで大きく変化した印象派までの作品が集められるようです。

そしてこのような3つのテーマで、全およそ2500点から65点が選ばれています。

1.信仰とルネサンス
2.絶対主義と啓蒙主義の時代
3.革命と人々のための芸術

 

今わかっている中で、私が特に楽しみにしている作品が、投稿にもつかったこの絵なんです。
ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの「女占い師」。

 

 

登場人物の5人の視線や手の動きに注目してみてください。
彼らが何を企んでいるのか?心の動きや、4人の間の無言のやりとりが伝わってきませんか?

 

カラヴァッジョの絵のように、光と闇を使ったはっ!とさせられるような劇的な演出があるわけではない。
ルーベンスの絵のように、動きや構図で躍動感の演出があるわけではない。
それでもなんだかドキドキさせられてしまう。上手いなぁ。

 

そして、色使いにもセンスが良いなぁと惹き込まれます。
一人一人の衣装だけでもいつまででも見ていられそう。
男性の襟の豪華さに、ピンクとベージュのラインの入ったシルク?のシャツ。
茶色のチュニックのようなものはシャツとくっついているものなのか?
ここにオレンジの柔らかそうなゆったりパンツを合わせている。
パンツと同じ色のベルトは房の部分も装飾がついていて凝っていますよね。
ここまで見ると最初にみた襟もオレンジ色にも見えてきて、唇の色もオレンジだなぁと気付かされる。

 

しかしこれはあくまでも画像の中での観察なので、実物を見るとかなり色の見え方が違うかもしれませんね。
その違いを感じることも大切だと思ってます。

 

このように、気になった絵をじっくり観察をしてから美術館で実物と対面するのもおすすめの見方の1つです。
その理由は2つ。

それは、「おおーついに会えたねー」というちょっと単純ですが喜びがあるから。

2つ目は、本物を目の前にしたときに感じた新たな気持ち。「思っていたより大きい!」「想像していたより色が鮮やか!」「良く見えなかった後ろの女性の手が見えた!」などがより深くこの絵とあなたを結びつけるから。
本物から受けるエネルギーは、画像を見ているときとは比べ物にならないほど大きいです。
画像と本物のギャップに心が動かされ、その感情とともに記憶に残る絵との出会いになる。

 

あなたが楽しみにしている絵はどれですか?

 

 

メトロポリタン美術館展ー西洋美術の500年

2021年11月13日〜2022年1月16日
大阪市立美術館

2022年2月9日〜5月30日
国立新美術館

 

 

この展覧会で見ることのできる絵について2枚ブログに書いてます。

 

 

 

 

 

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