5歳と7歳の姪っ子たちとやってるアート鑑賞会。
前回はこの不安定な時期に、こどもが普段は言えない気持ちを語る場になるといいねと、色々な表情の顔の絵を集めました。
その投稿見て、友人が興味を持ってくれたので、さっそく彼女の2人の息子さんと友人と一緒にお試し開催をさせていただくことに。
▼▼ こんな感想もらいました!
彼らなりに、絵に興味を持って、自分の体験・知識の中から言葉を紡ぎ出しているのが、伝わってきました😄
花占いしてる、とか、生物の研究をしてるとか、へぇって思うような自由な感想が出てきていて、わたしも面白かったです。
むしろ私の中の、中途半端な絵画の知識や、「こう思ってるんじゃない?」みたいな誘導になってしまう感想を抑える方が大変でした😅
子どもは自由な意見を言って良いんだ、大人は、ただそれをそのまま受け入れて面白がれば良いんだなどのルールがあれば、それが最初に親子に伝わると、良いのかなと思いました。
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この鑑賞会はこちらが説明をするのではなく、絵を見て感想を言ってもらったり、なぜそう思ったのか質問を投げかけて答えてもらってます。
私の方の質問力が不足してるから上手く引き出せてないところあるんだけど、予想以上に2人がたくさん話してくれました。
特に話がたくさん出てきたのはこの女の子の絵のとき。
たんぽぽで花びらちぎりながら花占いしてる。
とか
暗いから日陰にいるんじゃないか。
とか
ここら辺に水たまりがあるとか。
実はこの絵からそんなに話が広がるとは思ってなかったんです笑
でもそれって大人側の勝手な先入観なんですよね。
鑑賞する絵を選ぶときもこの絵だったら話が出てきやすいかもなどで選ぶことはやめたほうがいい。
そして大人が答えを誘導したり、こうなんじゃない?とか決めつけてしまうようなことを言うと子供の自由な感想が出てこなくなる。
対話鑑賞は絵を見て感想を言う、人の感想を聞くと言うそんな難しいことではないのですが、
こんな力が磨かれると言われています。
観察する力
予測を立てる力
他人を受け入れ理解する力
自分を表現する力
コミュニケーション力
子供にはもちろん、これらって大人側にも大切な力ですよね。
今親子鑑賞会ももっとやって行きたいと色々考えてます。
子供にも、子供の反応を見て親も発見や楽しみがあるそんな鑑賞会を目指しています。