美術館巡りが楽しくなる!美術館をたのしむために大切なこと

美術館に行ったけどものすごく混んでいて、途中で気分が悪くなり最後まで見ないで出てきてしまった…と最近友人からこんな残念な話を聞きました。
たしかに話題の展覧会は、入場にすら何時間待ちなどものすごく混み合っている様子を耳にします。
美術館内では結構歩くのでだんだん疲れてきて、出る頃にはぐったりしたという人もいるのではないでしょうか?
美術館が好きな私でも、入場まで「90分待ち」などと聞くとくじけそうになることがあります。
ここでは、混雑を少しでも避け、楽しむために気をつけていることをまとめてみました。

美術館ってどう楽しめばいいの?

そんな美術館初心者の方が、展覧会良かった!もっと行きたい!と美術館好きになってくださるといいなと思い書いています。

1 美術館に行く前日までに準備しておくこと

準備と聞くと構えてしまうかもしれませんが、普段お出かけや旅行することとそんなに大差ありません。

ちょっと下調べや準備しておくことで、スムーズに楽しむことができますよ!

 開催日時をチェックする

基本的なことですが、開閉館時間や休館日は必ずチェックしておきましょう。

会期終了近くなると混み合うので、できれば会期のはじめの方に行くのがおすすめです。

週末も、お昼近くになればどんどん人が増えてくるので、午前中や、金曜、土曜などの夜間開館の時もおすすめです。

私は先日京都の「ゴッホ展 めぐりゆく日本の夢」を夜間開館に合わせて見に行きました。(この展覧会は終了しています)

土曜の18時過ぎに入場し、最初の方は結構人がいたのですが、閉館の20時近くになるとほとんど人がいなくなり、ゴッホの絵を独り占めで見ることができました。

それに対して、友人は最終日の週末に行ったところ、混みすぎていて途中で気分が悪くなりほとんどみることができなかったのだとか…なんと残念なこと…

というように、同じ展覧会でも行く日や時間によってこんなにも違うのが分かりますよね。

都合を合わせるのはなかなか難しいかもしれませんが、ちょっと頭に入れておいて予定を組むこと大切ですよ。

アクセスをチェックする

美術館への道に迷うとそれだけで疲れてしまうので、行き方調べてから行きましょう。

美術館のホームページには、アクセスページがあり詳細な説明があることが多いですし、また親切に画像付きで解説してくれているブログなどもあります。

ぜひ前もって検索しておきましょう。

チケットを事前に購入しておく

この展覧会にはぜったい行く!と決まっている場合は、前売りチケットを買えば少しお得に見ることができます。

また通常のチケットでも、先に購入しておけば美術館前のチケット売り場の行列に並ばなくても大丈夫です。

オンラインでもチケット販売もあるので便利です。

展覧会の内容をチェックしておく

美術館のホームページ、チラシ、雑誌やインターネットのなど、展覧会の内容やどんな作品が出ているのかなどチェックしてみましょう。

これはじっくり見たい!などお気に入り作品があるとさらにワクワクするし、その作品や作家について少しでも知識を入れておくと、作品の前でさらに楽しむことができますよ。

2 当日美術館に行くまでに心がけること

さて、いよいよ美術館に行く日です。当日はどんなことに気をつけたらいいでしょうか。

歩きやすい靴で出かけましょう

美術館って意外に歩きます。途中で足が痛くなったら美術鑑賞どころではなくなってしまうので、これ結構重要なことなんです。

食事を摂ってからリラックスした状態で行きましょう

大規模な展覧会だと、人にもよりますが2時間くらい鑑賞することになるものもあります。混んでいたり、じっくりと見ているともっと時間がかかる場合も。

途中でお腹が空いてくるとこれもまた疲労感につながってしまうので楽しめないですよね。

3 さあ美術館に入ります

コインロッカーを利用しましょう。

貴重品以外の荷物や上着はコインロッカーに預けて身軽になって楽しみましょう。

楽なリラックスできる状態が理想です。

お気に入りの作品を2、3点見つけるような気持ちで。

最初から最後まで全部見なくては!解説もきちんと読まないと!と張り切ってしまうと途中で絶対に疲れてしまいます。

経験ありませんか?

気に入った作品があれば、こんな情報をチェックしてみましょう。
* 作者
* 何が描かれているのか
* いつの時代の作品か
* 作者のいつごろの作品か(初期なのか、晩年か?など)

そして自分がなぜその作品が好きなのか考えてみてください。

こんな感じで好きな作品が少しずつ増えてくると、自分の知識も上がってくる、同じような作品と比べてみることができるようになる、自分の好みがわかってくるといった効果がありますよ。

作品をいろんな角度からみてみましょう。

いつも美術館に行った時気になることがあります。

大きな絵画作品でも作品の近い場所で見てる人多いなと。

細部も見るのもよし、でも少し離れてみることで、作品の全体像がわかります。

モネやルノワールなどの印象派の絵画も近くで見るとぼんやりしてみえますが、少し離れて見ると色や光を感じることができます。

回り込んで見えるようになっている彫刻や陶器などはぜひ後、横や下からも見てください。

ここでは難しい説明はなしで、自分なりの発見をして見る感じで見てみてください。

椅子に座ってちょっと休憩

展示室内に椅子が置いてある美術館あります。そこには展示会の図録が置いてある場合も。

休憩がてらに座って、図録を見たり、座って作品を眺めるたり。

また複数展示会場が分かれている場合は展示室外に椅子が並んでいるスペースがある場合も。

ぜひ急ぐことなくそんなスペースも使ってみましょう。

4 鑑賞が終わったら。

ミュージアムショップに寄ってみましょう

お気に入りの作品にたくさん出会えたら、ミュージアムショップでポストカードや図録を買うのも良いでしょう。いつでもその時の感動を思い出すことできますし、作品のこと詳しく調べて見ることもできますね。

感想をシェアしてみるのも楽しいです

展覧会良かったなぁと思ったら、ぜひ人にオススメしてみましょう。もしsnsやブログなどされている場合は感想などを投稿してみるのも楽しいです。展覧会行った人や、行きたいと思っている人からいいねやコメントもらえるかも。思いを共有できることって嬉しいものです。そしてそんな作品は自分にとって忘れられない作品として記憶に残り続けるはずです。

美術館カフェおすすめです

美術館カフェ、好きな人多いのではないでしょうか?おしゃれなカフェが多く、展覧会の内容に合わせたメニューがあったりと、カフェに力を入れている美術館多いです。展覧会後のご褒美にゆったりしながら、作品のこと振り返ったり、一緒に来た方と感想話したりそんな時間を過ごしてください。

私が美術館行くとき意識していることや、やっていることまとめてみました。美術館にまだあまり行きなれてない、いまいち楽しめていないそんな方対象の、美術館楽しむためのポイントでした。

美術館をさらにもっと楽しむためのポイントも更新する予定です。

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