「麒麟がくる」の戦国時代のカラフルな色とデザインが気になってます!

ここ2−3年テレビをあまり見ていなくて、好きな時代劇とも遠ざかっていたのですが、
今年のNHKの大河ドラマは気になって見ています。

それは、今年の『麒麟がくる』の衣装デザイナーの黒澤和子さんが、戦国時代は日本の歴史の中でも派手な色が使われていたらしく
そのため衣装をとてもカラフルに華やかに作ったとおっしゃっていたのを聞いたからです。ちなみに、黒澤和子さんのお父様は黒澤明監督です。

確かに戦国時代って派手だし、デザインも今見てもお洒落だなーという物があるのです。戦場で着る陣羽織・着物・兜・日本刀など。

特に、初めて見たときからこのデザイン考えたの誰なんだろう?どうやって制作したのだろう?着ていた姿を見たい!と思っていた、小早川秀秋の陣羽織。

東京国立博物館の所蔵です。
猩々緋羅紗地違い鎌模様陣羽織

また豊臣秀吉の側室、淀の方の小袖の再現された物も過去に見たことがありますが、こちらも大変豪華で派手でした。
こんな華やかな物を着ていたのだという驚きもありました。

戦国時代って戦いばかりして、しかも武家の女性は政略結婚と戦いの勝ち負けに人生を左右されるという大変な時代だったと思うのですよね。
でもこんな華やかな衣装や身の回りの物で、束の間の時間を彩っていたのかもしれませんね。

今日の『麒麟がくる』の放送では、堺正章さんが演じる京の医者の衣装のデザインに目を引かれました。
背中に描かれているのは、鮮やかな三日月と兎!

今後もちょっこちょこ衣装を見てみようと思ってます。

-アート日記