アートと自分をつなぐモノとコト

”顔の表情”をテーマに子供とのアート鑑賞会

 

姪っ子たちとのアート鑑賞会。
子供にアートを見ることに興味を持ってもらうにはどうしたらいいのかなーと試行錯誤して何回かやっている鑑賞会。
アートを楽しむ以上に、これは色々な効果があるのではないかと毎回感じているのですが、今回はとても収穫が多かったように思います。

今回はテーマを”かおの表情”として、色々な表情表現を集めてみました。

 

笑っている顔
楽しそうな顔
泣いている顔
寂しそうな顔
驚いている顔

まず最初は感情を表す言葉を並べて確認。
そのあと1つ1つの顔についてどう思うか言ってもらいました。

 

5歳の次女にとっては、楽しそうとか泣いてるとか、見た感想を言うことができる。

でも7歳の子はもう少し深く見ることができていて、そこが興味深かった。

 

ここにある顔は、大きな絵から顔の部分だけを切り取って見せてるのだけど、外に描かれている部分をちゃんと想像できるんですよね。
泣いてる顔なら、誰かが死んで悲しんでるんだと。

さらに、自分の体験した怖かった経験から、驚いている少女の顔にもその時のことを結びつけて見ることができてた。
表情だけでなく、後ろをはっと振り返っているところにもちゃんと気づいてもいました。

顔から話が広がって、絵自体にも興味がわいたようで、絵の全体像を見せると喜んでいた。

子供の鑑賞会では、絵を楽しむだけでなくこんな効果もあるはずです!

描かれているもの、思ったことを言うための言葉を覚えられる。
見えてるものから見えないものも想像することのできる力が鍛えられる。
さらに、たとえば口がへの字になってるとか、顔を手で押さえていると泣き顔に見せることができるとわかって、絵を描くときにも役にたちます。

そして、ここは私が一番大きな強調したいところなんですが、子供の話を聞いていると、普段気がつかなかったその子のことが見えてくるところがあるんです。

たとえば今回は、あの小さな顔だけから絵の全体を想像した姪っ子の話を聞いていた私の妹が、えーそんなこと想像できるんだとびっくりしてた。
子供が何を感じてて、何を知ってるのか親も知ることができる。
普段の会話では語られないことも出てくるのではないかと思うのです。

 

今のようなコロナで不安定な時期に子供がどんな気持ちでいるのか知るきっかけになるではないかとも感じてます。

 

 

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