岡本太郎作”太陽の塔”が大阪モデルの達成度をライトアップ!

Yoko

英国大学で西洋美術史専攻
日本の大学で文化支援専攻
海外.国内旅で多くのアートに触れる
2019年から対話鑑賞会・講座主宰しています。

美術史の知識だけでなく、対話型鑑賞で自分はどう感じるのか?を大切にするアート鑑賞を提案しています。

大阪府が独自に設定した、コロナ対策で行っている自粛や休業の解除基準。
この基準を分かりやすく伝えるために、太陽の塔や通天閣が、赤・黄・緑でライトアップされるのだとか。
大阪城は経費がかかりすぎるので断念したらしいですが、大阪のシンボルでもある物を使うということが面白い。

▼読売新聞の記事です
赤・黄・緑…「大阪モデル」達成度、太陽の塔のライトアップ色で表示

特に太陽の塔は、岡本太郎の考える生命の尊さ・神秘・エネルギーがもう溢れんばかりに表現されてます。
それが今回コロナで元気を失くしている状況で、「頑張れ!!」と力強く応援してくれているようで、私はとても嬉しい!

ただ1つ心配は、この赤・黄・緑でライトアップされた太陽の塔はいつもにもまして不気味・・・

以前何色だったのか忘れましたがライトアップされている時、近くでそれを見ていた子供が大泣きしていたという話を聞いたことがあります。

今は外出は自粛しているから、近くで見る子供はいないだろうけど、きっと夢にまでも現れそうな強烈な印象を残すのだと思います。

こうやって岡本太郎が注ぎ込んだエネルギーが今でも作品に残っていて、私たちに感じさせてくれることがすごいです。

そして、知ってましたか??
太陽の塔は内部にも入れるんですよ!

▼以前行った時のレポートはこちらから



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