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「ピエール・ボナール展」新国立美術館で出会う・・初期の日本かぶれから最晩年の作品まで

2018-12-09 By Yoko

9 12月

 

ピエール・ボナールの作品が約130点も集まる大回顧展が東京の新国立美術館で開催中です。

ボナールはものすごく知られた画家ではないかもしれません。
それでも、印象派以後の作品の展覧会や、その時代のコレクションをもっている美術館では彼の作品を見る機会が多いのです。
私も最近では、「ビュールレ・コレクション」、「プーシキン美術館展」や、ヤマザキマザック美術館でもボナールの作品を見ました。

 

実はそれまではあまり印象に残らなかったボナールの作品。
美しい色彩や装飾的な画面、ぼんやりとした構図、遠近法のない平らな画面は、本やWebでは魅力が伝わらない。
美術館では、周りの個性的な作品に目をとられさっと通り過ぎてしまうことも。

でも展覧会を見ながら、色や装飾的な美しさに目をうばわれ、構図のおもしろさにうなったり、ぼんやりとした画面から浮かびあがってくる発見にあ!と喜んだり(猫がいるんですよー意外なところに)。
またマルトや他の女性との関係から、多くの裸婦像が生まれていったことを知り、晩年の風景画で画家として成功していたんだなと知りました。

 

ピエール・ボナールを深く知ることができ、その作品の魅力を伝えるこの展覧会で、すっかりボナールのファンになってしまいました。

 

ピエール・ボナール展の見どころ

今回の展覧会の見どころを一言でいうと、ボナールのすべてを知ることができるといった感じでしょうか。

初期の作品から絶筆の作品まで130点を超える作品が集まっています。
絵画だけでなく、写真、スケッチ、リトグラフのポスター、本のイラストなどもあります。
また、大型の風景画の作品も。

作品はもちろん、作品作りの過程や作品へのインスピレーションを、スケッチや自らが撮った写真から感じることができます。
そして家族、美術仲間、友人たちなど、ボナールがどんな人と過ごし、どんな風に彼らを作品に描いたのか見ることができます。

ボナールの人生と画家としての作品の移り変わりを見ていくことで、彼の作品の奥深い魅力を発見することができます。

 

ポイント的にあげていくと

  1. オルセー美術館からボナールコレクションが一挙来日。そのうちの30点は日本初来日なんだとか
  2. 「日本かぶれのナビ」と呼ばれたボナールの、日本の浮世絵からの影響
  3. ボナールと言えばパートナーのマルト。彼女に関する作品もたくさん
  4. 見ることの過程を作品にしたボナールの試みを探る
  5. ボナールの描いたたくさんの犬や猫

 

ピエール・ボナールとはどんな人なのか?

1867年10月3日、パリ郊外のフォントネ=オ=ローズに生れたピエール・ボナール。
父の望む法学部へ登録はしつつ、画家になることを諦らめずパリの画塾アカデミーで学んでいました。
アカデミーで出会った仲間、ポール・セリュジェを中心にモーリス・ドニ、ポール・ランソン、エドゥアール・ヴュイヤール、のちにフェリック・ヴァロットンも加わって「ナビ派」を結成しました。
ナビという言葉はヘブライ語の「預言者」という意味。
彼らは自分たちの間で通用する独特の言葉を使ったり、集まりのために服装やしきたりを考えたりグループの結束を固め、絵画、彫刻、工芸や舞台芸術など活動範囲を広めていました。
セリュジェがゴーギャンから教えられた、美術アカデミーで学ぶ正確な色での表現方法の重要性とは全く違う大胆な色使いの表現を、ナビ派は引き継ぎました。
描く対象物の「本質」をとらえようと、形の単純化と平面的な色彩で表現したのです。

 

ボナールはその後、エコール・デ・ボザール(国立美術学校)に入学します。
また、1889年にはフランス=シャンパーニュ社の広告コンクールで受賞。
このころには、法律の道に進むことをやめて画家となることを決意します。

 

1890年、エコール・デ・ボザールで開催された「日本の版画展」に衝撃を受けるボナール は、浮世絵の美学を自分の作品に積極的に取り込み、批評家フェリックス・フェネオンには、「日本かぶれのナビ」と呼ばれていました。
立体感や細かい表現は少しおいておいて、それよりも大胆な単純化により絵として強い印象を与えることができるということを日本の美術から学んだのです。

展覧会の構成

展覧会は7つのパートに分かれて、ボナールの作品が変化していく過程を見せてくれます。

1 日本かぶれのナビ

ボナールたちナビ派の画家はそれぞれの個性を活かしたニックネームのようなものがあったようです。
ボナールは、1890年の「日本の版画展」に影響をうけるのですが、そのことにより”日本かぶれのナビ”と呼ばれます。
左右非対称の構図、日常生活から描くテーマが取られること、装飾的要素を取り入れる、対象物の端を大胆にカットするなどの構図

日常に潜んでいる幻想性を描いた親密画も作られました。

2 ナビ派時代のグラフィック・アート

1889年にシャンパンの広告コンクールで優勝し、ポスターはパリの街中に張り出されたそうです。
そのポスターも展示されています。
ロートレックのポスター?と思いましたが、これがボナールが画家の道に進むきっかけとなった作品だったのです。
ボナールはロートレックにリトグラフを作るようにすすめたそうです。

その他にも本の挿絵や、制作した版画集も見ることができます。

3 スナップショット

1890年のはじめ頃から写真撮影をはじめたボナール。自ら撮影した家族の姿がたくさん残されていました。
そしてもちろん恋人マルトの姿も。
庭にいるマルトのヌードの写真はピンとがずれていたり、木で顔が隠れていたり、思い出として残す写真ではなく、写真の効果を試してそれが作品にも活かされているんだと。

ヴュイヤールとヴェネツイアの旅の写真やルノワールの写真もありました。

 

4 近代の水の精(ナイアス)たち

ボナールはたくさんの裸婦像を制作しました。
室内の美しい壁紙や調度品とともに、女性たちはベッドに横たわる姿や、美しくポーズを取るといった姿ではなく、無防備な姿で描かれています。
風呂に浸かってリラックスしている時、鏡の前で身体を拭いている時、バスダブにしゃがんでお湯を注いでいる?時など、ボナールはモデルに自由に動くことを求めていたそうです。
女の私から見るとこんな無防備な姿見られたくないし、描かれたくない!といった姿が多いこと・・・

ここでも鏡に映る女性が半分くらいしか見えなかったり、女性の後ろ姿も画面端ですこし切れていたり、画面左には室内の様子が描かれていたり、ボナールの大胆な構図を見ることができます。

 

5 室内と静物「芸術作品ー時間の静止」

ボナールは、私達がものを見る時、位置や奥行きをはあくする前に全体的に捉えるその感覚をキャンバスに描こうとしたそうです。

不意に部屋に入った時1度に目に見える物を描きたかった

そしてスケッチと記憶をたよりにアトリエで描くことをしていたボナールは、記憶が時間とともに変化していき、カンヴァス上で新たな発見がうまれ作品として定着する

そのことを時間の静止ととらえていたそうです。

6 ノルマンディーやその他の風景

1909年にヴュイヤールとともにジヴェルニーに住むモネに会いにいったボナールは、ノルマンディー地方のやわらかい光や壮大な風景に魅了されます。
そして1912年にヴェルノンという街に家を購入します。
モネの作品や、新しい家での暮らしは制作意欲をおおいに刺激し、ボナールの作品がどんどん風景画や海景画に移っていきます。

ボナールはこんな言葉を残しています。

印象派が私たちに自由をもたらす

 

7 終わりなき夏

1910年から30年ごろは、パリ、南仏のサン=トロペや、コート・ダジュールなどを渡り歩き作品を描きます。
そして1926年には、カンヌ近郊のル・カネに地中海を臨む家「ル・ボスケ(茂み)」を購入します。
1942年には長年連れ添って、出会いから32年たって結婚したマルトを亡くしました。
遺作となった「花咲くアーモンドの木」は、死の直前まで手をいれており、1947年に亡くなります。

実業家夫妻の邸宅を飾るための連作装飾画「水の戯れ あるいは 旅」
ロシアのコレクターイワン・モロゾフのための「夏」
ヘレナ・ルビンスタインの邸宅用に注文された「にぎやかな風景」

などボナールの作品の美しい色彩と装飾的な作品は、邸宅を華やかで豊かななものにしてくれること間違いなしだものなと納得しながらみていました。

まとめ

ボナールの印象が大きく変わった展覧会でした。

最初にも書きましたが、ボナールの作品の良さが私にはあまりわからなかったのが、今回の展覧会でボナールの奥深い魅力が発見できました。

さらっとみただけではよくわからないけど、何回もみるうちに発見がある、そんな作品たちなのです。

それは、ボナール自身も言っている

絵画、つまり視神経の冒険の転写

というものなのでしょう。

ちょっとむずかしいですが、ボナールは目が形や色をとらえてそれが何であるか、どこにあるかを認識する前の段階を絵にしようとしていたからです。

だからさらっと見るとぼんやりしていて、何だ??となる。

でもしばらく見ていると、また位置を変えたりしてじっと見ていると、色んなものがぼんやりとした中から浮かび上がってくる感じです。

浮世絵、写真、印象派の作品、女性たち、フランスの美しい風景

これらの要素がボナールの中で混じり合い、作品が生まれていったのだなと、一人の画家の壮大な人生を見せつけられた展覧会でした。

 


展覧会情報

オルセー美術館特別企画「ピエール・ボナール展」
国立新美術館
東京都港区六本木 7−22−2

会期:2018年9月26日〜12月17日
休館日:毎週火曜日
開館時間:午前10時〜午後6時
(毎週金曜日、土曜日は午後8時まで、ただし9月28日、29日は午後9時まで)
*入場は閉館30分まえまで

展覧会公式サイト:http://bonnard2018.exhn.jp/

 

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  【科学的理論で時間をかけ描く 

【科学的理論で時間をかけ描くスーラ】


スーラと言えば点描画
点描画が言えばスーラ


この「グランド・ジャット島の日曜日の午後」は、どこかで目にしている人が多いだろうし、
一度見たら忘れられない作品ではないでしょうか?



印象派は、自然の中で描くこと、見たものの”印象”をすばやくキャンバスに描くことを重視していました。
そして光輝く生き生きとした明るい絵を作り出したけれど、ものの形は不鮮明で構図も曖昧になりやすいなとスーラは感じていました。
前の投稿でもご紹介したルノワールも、その辺りで行き詰まりを感じてました。



スーラはその原因は色の置き方が感覚的なのではないだろうか?と仮設をたてて、科学的な色彩理論で一点一点丁寧に色をおいて描きました。
その絵はもはや新しい印象派。


この絵なんか何点色をおいてるのだろうか・・・と驚きませんか??


以前神戸にあるファッション美術館で、カラフルな色の玉が付いた待ち針でこの絵を作った作品をみたことがあります。


あれはすごかった!!


こういうことなんだなとすごく納得のいった作品で、改めてスーラの凄さを理解できたのでした。







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 【ルノワールとモネの違い】  
【ルノワールとモネの違い】


20歳ごろ、2人ははパリの美術教室で出会います。
そこで出会った画家仲間が、グループ展を開催し、印象派と呼ばれるきっかけとなっていきます。


2人は一時期一緒に描き、とても似ているので見分けがむずかしいものも。


でも、ルノワールは印象派の描き方の限界を感じて、徐々に自分のスタイルを見つけようとしていきます。



2人の絵をたくさん並べて見ると、モネは風景画が多いけど、ルノワールは人物を描く絵が多い。



印象派の技法では、しっかりとした形が失われ、色模様になってしまう。
人物や建物などしっかりと手応えのある存在として描くことができないと考えたのですね。




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【ジヴェルニーの庭は戸外アトリエ兼モネの作品でもある】


印象派を代表する画家を、だれか1人あげてみてと言われたらやっぱりこの人しかいないでしょう!!



印象派って絵画の歴史を変えた革命児たちみたいに言われてるけど、モネは自分の”印象”をできるだけ忠実に描き続けたきたことが結果そうなってしまっただけなんですよね。



もちろん絵の才能や、鋭い感覚が備わっていたのは当然なんですが。



新しいスタイルは世の中になかなか受け入れられず、苦悩も多かったけれど、自分に嘘をつくことない生き方が作品にも力強さと明るさに溢れているように感じます。



人生の後半に移り住んだジヴェルニーに、理想の庭を作る。
それは、自分だけのアトリエであり、モネの作品でもあるのです。




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