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金沢のアートを巡る旅 1日目 【アート旅】

 

 

2018年11月最終日、1泊2日で金沢に行ってきました。

友人である、ハッピーライフセラピストの片山裕子さんにお誘いいただいた旅行でした。
彼女は ”ママの幸せな毎日を応援する” というコンセプトに、ハーブ・アロマ・パッチフラワーレメディ・瞑想などを使って、忙しいママでも簡単に楽しく続けられる自然療法を提案している人。

片山裕子さんのHPはこちらです▼
http://katayamayuko.com/

 

今回の旅の目的は、「禅と日本文化」の著者で仏教哲学者の鈴木大拙の美術館を訪問すること。
そして片山さんの指導のもとグループ瞑想をすることでした。

鈴木大拙館は3年前に金沢旅行したときは、時間がなくなって行けなかったのでぜひとも行きたかったし、最近瞑想の効能を見聞きすることが多かったのできちんとやり方を知って毎日の生活に取り入れたかったということで、行くことにしたのです。
片山さんのお友達2人も一緒の、女4人の旅。

金沢はアートの見どころも豊富なので、アート旅としてこの記事を書くことにしました。

 

金沢到着 とても便利なJR金沢駅

まずJR金沢駅に到着したわたしたち。
金沢駅はもうシンボルにもなっている特徴ある建物が有名ですよね。
金沢駅行ったことなくても、写真で見て覚えている人もきっと多いはず!
私はこの金沢らしさを表現した駅が大好きで、いつも見るだけでテンションが上がります。

ガラスのドームのような建物「もてなしドーム」は、訪れた人に差し出す雨傘をイメージされていて、ドームの前には「鼓門」が存在感たっぷりに建っています。
鼓門は金沢では昔から盛んだった能の鼓がモチーフになっています。

金沢という街が、伝統と文化を大切に誇りに思っていて、観光客を迎え入れている。
そして訪れた私達は文化の豊かさを感じて、これから金沢で過ごす時間に期待する。
素敵だなと思います。

 

さて、金沢駅の中にはレストラン、カフェ、お土産屋などもぎゅっと集まっていてとても便利なんです。

 

私たち4人は、ランチをするために金沢百番街内にある金沢まいもん寿司に向かいました。

カウンターだけの小さな店で、さすが昼間のランチタイムなので多くの人が並んで待っていました。
私達は4人だから、バラバラにしかも時間差で食べることになるだろうと思っていたのですが、なんと4人並びの席が同時に空き、しかも角の席だったために顔をみながら話ができるという運の良さ。
お寿司が出てくるまで初対面の方もいるので挨拶をしたりと和やかに過ごすことできました。

食べたのは”北陸まんきつランチ のど黒、白エビ、甘エビの入った全9貫のお寿司と味噌汁のセット。
とても美味しくペロリと食べてしまいました。

駅内で私が特におすすめしたいのは

金沢百番街あんとというグルメ、お土産屋の入ったショッピングモール
観光案内所

あんとは、和菓子はもちろん、山海の幸や地酒、工芸品など、加賀・能登の特産品が一堂に揃う名店街になっています。
先ほどの金沢まいもん寿司もこのあんとの中に入っています。
あんとのフロアマップはこちらから▼
http://www.100bangai.co.jp/floorguide-anto/

 

観光案内所は、駅のもてなしドーム側から入って右手にあります。
こちらのすごいところは、北陸の各県はもちろん、群馬や岐阜などの観光パンフレットが多数置いてあるところ。
金沢だけでもかなりの数のパンフレットがあり、ここにくれば北陸の情報が手に入る!というスペースになっているのです。
<石川アーキテクチャツーリズム><金沢建築巡り><石川でしかできない上質な旅>など、パンフレットというか、カラー写真豊富なガイドブックのような質の高さ。
ぜひ覗いて旅の参考にしてみてください。

 

鈴木大拙館で禅の世界を体感する

 

鈴木大拙館は金沢の中心部にあるのですが、建物の中に入ると静寂さに驚きます。
美術館づくりで有名な建築家谷口吉生の建物で、禅宗院の回廊や庭園を表現しているのですが、そこに谷口氏のモダンなセンスでまとめられています。
庭から見えるのは兼六園などがある本多の森の斜面緑地を借景として、金沢を象徴とする森、石垣、水辺の景観を、シンプルな線と面で作りだされています。

美術館は「玄関棟」「展示棟」思想空間棟」の3棟が回廊で結ばれ、「玄関の庭」「水鏡の庭」「露地の庭」という3つの庭を回遊するようになっています。
そこでわたしたちは、大拙について知る、心や思想を学ぶ、自ら考えるという3つの行動をうながされる展開になっているのです。

 

玄関からこの内部回廊を通って展示空間へ
緊張感のある薄暗い空間

展示空間は撮影は禁止。展示空間を出て、水鏡の庭に出ると全く景色が変わり、その対比に驚きます。
水に映る紅葉が美しくて動画も撮ってきました。(慣れないため画面が揺れておりますがご勘弁を・・・)

 

 

思索空間棟。
椅子に座り、美しい庭を眺めながら、展示棟でもらってきた鈴木大拙の言葉を読みながら考えます。

 

一本の樹木の存在にも、永劫の生命を感じる。
こういう大自然の中にいると、樹木も私も同じ生命を持っているという一体感がわきあがってくる。
散歩していても、このねじ曲がった木になってみたらどんなにおもいそかろうかと思うと、新しい感慨が起こるのを禁じえない

苦の経験は誰にでもある。
そしてあらゆる宗教は厭世から出発する。
何となれば、何かの形で苦の経験がなければ、人生に対してなんらかの反省のあるわけがない。
そうして反省がなければ宗教もまたないわけだからである

 

思索空間の天井には丸窓が。
館内には「色不異空」の意味をもつ丸・三角・四角が取り込まれていたりします。

禅を世界に広めた鈴木大拙

金沢に生まれた仏教哲学で、著書『禅と日本文化』は名著として戦前から多くの読者に読みつがれてきました。
D. T. Suzukiとして世界で知られるのは、インドから中国を経て、日本に伝えられた「禅(ZEN)」を含んだ東洋思想を、分かりやすく海外に伝えて広めたためです。
禅(ZEN)」とは、サンスクリット語で「精神集中」を意味している言葉。
禅を行う姿勢として万人向けに最も広まったのが「座禅」。
学生時代から英語にとても堪能で、説明の難しそうな紹介を分かりやすく英語で書くことができたこと、2回の長期渡米を通して、「禅」についての著書を英語で著し、コロンビア大学では客員教授も務めました。
禅」をはじめとする仏教思想についての卓越した知識と、西洋の思想にも造詣が深かったため、今でも海外で世界的な仏教哲学者として有名です。

<経歴>
1870年(明治3年)金沢市に生れる。6歳の時、医者で儒者だった父を失ったため、苦学して四高まで進み、同校で西田幾多郎らと親交を結ぶ。
1891年(明治24年)上京。東京専門学校(早大の前身)に学ぶかたわら円覚寺の今北洪川について参禅。
1892年(明治25年)東大選科に入る。27歳の時、洪川老師の後継者釈宗演の縁でアメリカに渡り、出版社に勤務。この頃より仏教関係の著作を英訳刊行。

1909年(明治42年)帰国して学習院、東大の講師。
1911年(明治42年)ビアトリス・アールスキン・レーンと結婚。
1921年(大正10年)真宗大谷大学教授となり、英文誌「イースタン・ブディスト」を創刊。同誌は20年間にわたって仏教思想を海外へ紹介した。
1936年(昭和11年)ロンドンでの世界信仰大会に日本代表として出席、その帰途、英米の諸大学で講義。戦後はハワイ大学、コロンビア大学等で長く仏教哲学を講じた。
1949年(昭和24年)文化勲章受章。
1966年(昭和41年)96歳で没す。

 

鈴木大拙館
金沢市本多町3丁目4番20号
休館日:月曜日 (祝日の場合は翌平日)
開館時間:午前9時30分〜午後5時 *入館は午後4時30分まで
美術館サイト:https://www.kanazawa-museum.jp/daisetz/

*音声ガイダンスの無料貸出あります。受付で声をかけてみてください

 

金沢21世紀美術館へ

金沢21世紀美術館を設計したSANAAがデザインしたドロップチェアが後ろに並んでいる
かわいい。

 

金沢の美術館と言えばこの名前がすぐ浮かぶほど有名になった美術館。
この美術館のすごいところは、金沢中心地に近く人が多く集まる場所あり、塀などもなく、ガラス張りの気軽さにあると思います。
そして、無料で入れるエリアがいくつかあるので、多くの人で賑わっている。
ここに来る予定がない人でも、通りかかれば「

ここ何だろう?
何が見られるのかなぁ。ちょっと寄ってみようか?

となるからどんどん人が集まるのではないでしょうか。

今回は有料の企画展スペースなどには入りませんでしたが、無料のエリアでもかなり楽しめました
建物の外にも作品がたくさんあります。

 

右の木の後ろに見えているのはLAR/ フェルナンド・ロメロの「ラッピング」という作品。
左のカラフルな作品は、オラファー・エリアソンの「カラー・アクティヴィティ・ハウス」

企画展関連の作品かな?

 

レアンドロ・エルリッヒの「スイミング・プール」
プールの中に入るためには、有料エリアに行く必要があります。

 

金沢21世紀美術館
石川県金沢市広坂1-2-1

休館日:展覧会ゾーンは月曜日(休日の場合は直後の平日)、年末年始
    交流ゾーンは年末年始 *各施設の休室日は展覧会ゾーンに準ずる。
開館時間:展覧会ゾーンは10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)
     交流ゾーンは9:00~22:00 *各施設の開室時間はそれぞれ異なる。
美術館サイト:https://www.kanazawa21.jp/

 

ホテルは金沢駅近くが便利

観光地金沢なので、ホテルの数は多くありました。
今回はホテルはお任せして予約していただいていたのですが、JR金沢駅から徒歩5分ほどのところだったのでとても便利でした。
清潔な室内、モダンなインテリア、大浴場もありながら、値段はお手頃。

ホテルマイステイズ金沢キャッスル
石川県金沢市広岡2-13-5
ホテルのサイト:https://www.mystays.com/hotel-mystays-kanazawa-castle-ishikawa/

 

 

 

 

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