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【硝子の茶室 聞鳥庵】京セラ美術館に行ってきました!

2020-08-23 By Yoko

23 8月

 

やっと行くことができた京セラ美術館。
時間があまりなかったから、今回は「杉本博司瑠璃の浄土」展と、庭園にある硝子の茶室を見てきました。

この杉本博司の「硝子の茶室 聞鳥庵(モンドリアン)」。
これまでヴェネツィアやヴェルサイユ宮殿で展示されてきて、今回日本で初めて展示されています。
モンドリアンの名前の由来は、茶室の壁面構成と庭石の配置がモンドリアンの絵画と似ていると驚いたところから付けれているのだとか。

モンドリアンは、長方形や正方形で構成した幾何学的な作品を描く20世紀の抽象画家。

それを聞くとなるほどなとは思うけれど、茶室をただ眺めているだけではそんな風に感じることは私には難しいな。
建築とは何なのか?どうあるべきなのか?
絵画と共鳴し合うこの作品で問われているように感じました。

杉本氏は、茶の湯についてこのように語られています。

”茶の湯、そこには西洋で言われるアートの要素すべてがある。所作(ダンス)、軸(ペインティング)、碗(スカルプチャー)、湯のたぎる音(音楽)そして茶室(建築)。それらすべての要素がお互いに深く係わり合いながら、渾然として一つとなってある”
(杉本博司氏のホームページより)

イギリスの大学で勉強してたとき、教授が茶の湯のことをただお茶をずっと作ってるだけ、というようなそんな言い方をしたことがありました。
彼は本当はきちんと分かってるけど冗談めかして言ったのかもしれないけど、私はあの時に対して説明することができず、悔しい思いをしました。
自分の教養の無さに…日本のこと知らない自分に…

杉本氏の言葉を見てその時のことを思い出しました!
これくらいバーンと言いたかった。

美術館に入場しなくても入れるお散歩コースにもなっているこの日本庭園に、硝子の茶室は2021年の1月31日まで展示されます。
四季折々で違った姿を見せてくれるだろうと思うので、次は紅葉のときにまた見にきたいなと思ってます。

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Yoko アート鑑賞で知る自分の価値観
【美化ではなく日常の女性や子どもの姿を描いたカサット】


1860年ごろ日本の美術品や工芸品がヨーロッパやアメリカに紹介されてジャポニズムと言われ人気もなりました。


印象派のアーティストがそれらに大きな影響を受けて、作品に生かしていったことは有名ですよね。


さらに、自分でと浮世絵をコレクションしていたり、日本の品を絵の中に登場させたりもしていました。


メアリー・カサットもそんな強く影響を受けた1人で、版画を制作したりもしています。


そして、アメリカ人コレクターのアートアドバイザーにもなって、印象派の作品を紹介したり、アメリカとヨーロッパの橋渡し的存在としても活躍していました。


このアドバイザー的役割については、

@yukimiyamoto777 
さんの著書
「メンタルに効く西洋美術 」にわかりやすく、詳しく書かれていて、こちらを読むことをお勧めしますよー。




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【自分を生かす道を求めて画家にたどり着いたゴッホ】


ゴッホの激しい生き方やアルル時代の作品を見ていると、生きるために描くことが必要だったのだろうなと感じます。


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スーラと言えば点描画
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この「グランド・ジャット島の日曜日の午後」は、どこかで目にしている人が多いだろうし、
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印象派は、自然の中で描くこと、見たものの”印象”をすばやくキャンバスに描くことを重視していました。
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前の投稿でもご紹介したルノワールも、その辺りで行き詰まりを感じてました。



スーラはその原因は色の置き方が感覚的なのではないだろうか?と仮設をたてて、科学的な色彩理論で一点一点丁寧に色をおいて描きました。
その絵はもはや新しい印象派。


この絵なんか何点色をおいてるのだろうか・・・と驚きませんか??


以前神戸にあるファッション美術館で、カラフルな色の玉が付いた待ち針でこの絵を作った作品をみたことがあります。


あれはすごかった!!


こういうことなんだなとすごく納得のいった作品で、改めてスーラの凄さを理解できたのでした。







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 【ルノワールとモネの違い】  
【ルノワールとモネの違い】


20歳ごろ、2人ははパリの美術教室で出会います。
そこで出会った画家仲間が、グループ展を開催し、印象派と呼ばれるきっかけとなっていきます。


2人は一時期一緒に描き、とても似ているので見分けがむずかしいものも。


でも、ルノワールは印象派の描き方の限界を感じて、徐々に自分のスタイルを見つけようとしていきます。



2人の絵をたくさん並べて見ると、モネは風景画が多いけど、ルノワールは人物を描く絵が多い。



印象派の技法では、しっかりとした形が失われ、色模様になってしまう。
人物や建物などしっかりと手応えのある存在として描くことができないと考えたのですね。




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【ジヴェルニーの庭は戸外アトリエ兼モネの作品でもある】


印象派を代表する画家を、だれか1人あげてみてと言われたらやっぱりこの人しかいないでしょう!!



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新しいスタイルは世の中になかなか受け入れられず、苦悩も多かったけれど、自分に嘘をつくことない生き方が作品にも力強さと明るさに溢れているように感じます。



人生の後半に移り住んだジヴェルニーに、理想の庭を作る。
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