カフェで長坂真護さんの作品と出会った!

出かけた先で入ったカフェで長坂真護さんの作品を発見した。
カウンターで注文後、店内を見渡しながら「この席良さそう」とカバンを置き、顔を上げると壁に掛かった大きなフレームの中の作品に目を奪われた!あ、これは真護さんの作品だと。

この方は、ガーナの産業廃棄物処理場で働く貧しい子供たちの環境改善を目指し、アートを制作している人だ。彼の作品にはそこから持ち帰ってきた廃棄物がたくさん使われている。この廃棄物はガーナのものではなく、世界中から集まったものなのだそうだ。
環境にも、働く人にも配慮したゴミ焼却場を作る資金を、アート作品の販売から得ている。彼の価値観や哲学がアート作品になって、それが問題解決になるという仕組み。作品を購入することも、問題解決の応援につながる。

飾ってある作品について、カフェのスタッフにお聞きしたら、オーナーが真護さんのファンらしい。店内には私も持っている真護さん著のサスティナビリティについて書いた本も置いてある。

作品を通じて、オーナーの価値観が伝わる。アートの展示は、単に自分の好みや他人に見てもらいたいという理由だけでなく、店の大切にしていることや目指していることをさりげなく示す手段でもあるのだ。

カフェに掛けられた作品は、海を航海しているように見える少年が魚に乗っているものだった。少年の顔は何かの機械の部品で作られ、魚のヒレはリモコンでできている。私が海だと思っていた部分には、たくさんの文字が浮かんでいる。“ありがとう“と書いてあるのかな?
処分する先を考えず、物を買うことを止めようと気付かせてくれてありがとう。
ありがとうの循環で、作品のメッセージが広く伝わるといいな。

-アート日記