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教養とは人生を楽しむために必要なもの!美術を通して教養を高めよう

2019-07-07 By Yoko

7 7月

 

 

先日、美術史を知るとどのように美術が楽しめるようになるのか、そのメリットについての記事を書きました。

記事はこちらから▼
美術史を知るメリットとは

では、美術を楽しむその先にどんなことがあるのかについて今日は書きたいと思っています。

タイトルにもあるように、私は教養とは人生を楽しむために必要なものだなと思っています。

そして美術を通して教養を高めていけることを日々実感しています。

 

教養とは何なのでしょうか?

では教養とは?教養を高めるとはどういうことなのでしょうか?

専門的な知識を身につけること?
知識をたくさん持っている物知りのようになること?

▼先日読んだこんな記事から教養について考えました。
課長・部長・役員の4割は読書をしない

 

この記事に教養の定義としてこのように引用されていました。

▼教養の定義とは?
【教養】きょうよう
①文化に関する、広い知識を身につけることによって養われる心の豊かさ・たしなみ。
②(自己の)専門以外に関する学問・知識。
出典=『新明解国語辞典 第七版』

ここで新たに発見があったのは、

・身につけることによって養われる心の豊かさ・たしなみ
・そして(自己の)専門以外に関する学問・知識

であるということでした。

また教養とは英語だと、education, culture となるようです。

勉強したり、知識を詰め込んでクイズに正解するとか、人に自慢するような雑学のようなものとも違う感じです。

教養とは、得た知識を自分の中で熟成させて人間の魅力を高めるような、もっと人間の内面に作用するようなものなのではないでしょうか?

 

教養が広がっていく幸せ

自分の知識が何か他のものと結びついて、「あーあれがそういうことなんだ!」とか「あーそれ聞いたことがある。それがこれなんですね!」
ってなったことないでしょうか?
(あれ、それ、これと具体的な例が出せずごめんなさい・・・)

このように教養が広がっていくことが、教養を高めることの醍醐味であります。

先にリンクを貼った記事の中にも芋ずる式に教養が広がると書かれています

 

ワイン好きの侍留さんは、「歴史や地理に詳しいほうが、ワインをより楽しく飲めます」と言う。
児玉さんも、「例えば、海外の歴史小説が好きな人は、世界史や語学にも関心を持つようになり、
海外旅行や美術館巡りにもよく行くようになります。
芋づる式に教養の幅が広がっていくわけです」と説明する。

これ、わかる!と思う方多いのではないでしょうか?

私の例なのですが、例えばインスタグラムに投稿したベルギービールの件。

お店でラベルに惹かれ買ったベルギービール。
このドゥシャス・デ・ブルゴーニュという女性はどんな人なのだ?と調べたら、北方ルネサンスの画家に描かれたブルゴーニュ公爵夫人だとわかります。

当時ヨーロッパで、最も裕福で優雅なブルゴーニュ公国の唯一の後継者として育てられたお嬢様、マリーは、
1477年、ハプスブルク家の、のちの神聖ローマ帝国皇帝マクシミリアン1世と結婚します。
その頃のハプスブルク家はまだオーストリアの小国。
それがマクシミリアンがマリーと結婚したことでヨーロッパの中心的な王朝に発展していくことになる。

西洋美術を知っていくと必ず出てくるハプスブルク家の、
重要人物や出来事を覚えておくとさらに絵を読み解く楽しさが増えていくのです。

さらに、ベルギービールはビールごとにグラスがあって、行った街でたくさんのビールを味わった楽しい思い出も合わせて蘇ります。
そしてベルギーにまた行きたい!となる(笑)

普段から、こんな風に1つのことから果てしなく色々なことに興味が広がっていき、調べ始めるとキリがなくなって、あっという間に時間がすぎてびっくりすることがあります。

芋ずる式に教養が広がっていく・・・それで良いのだなぁーと安心できました。

 

この投稿をInstagramで見る

 

♡ yokoさん(@cosiness_and_adventure)がシェアした投稿 – 2019年 3月月3日午前3時13分PST

 

人生を楽しむための熟成された教養

教養が広がっていくと、物事の捉え方が変わってきます。

この物事の捉え方の変化については、私も学んで実践中。

深い話でもあるのでまた別の機会に書きたいと思います!

物事の捉え方が変わると、行動が変わったり、付き合う人が変わったりします。
今まで一方しか見れていなかったことも多角度から見ることができるようになるので、自分のことについても考えることにも繋がっていきます。

さらに、新たに何か知ったとしましょう。
その知識が自分の中にある過去の経験や、知っていること、自分の考え方、感性などと結びついて、深みのある、自分だけの教養になっていく。

これが熟成された教養であると思うのです。

そして教養が人間性にも影響を与えていくので、生きやすくなる→人生を楽しめるようになる と私は思っています。

 

美術を通して教養を高める

先ほどのベルギービールのところでも少し例を出しましたが、私は美術を通じて教養を高めていくことができると考えています。

例えば

・西洋美術史の知識や見方を知って、美術の楽しみ方や付き合い方を知る
・美術を見ながら、歴史上の重要人物や出来事、地理、文学、音楽、宗教、神話、食べ物、ファッションなど興味あるところに繋げていける
・本物の絵が見たい、画家の故郷が見たいと旅に出かけて、さらなる経験をしたくなる
・作品を見て心を動かされる経験をすることで、感度が高まり、自分の好きなものに敏感になる

 

私もこれからもどんどん色々な知識や経験を積んでいくことで、美術を通して教養を高めたいと思う人のお手伝いがしたい!と思っています。

 

 

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Yoko アート鑑賞で知る自分の価値観
今日はこの色に心が癒される❣️ か 今日はこの色に心が癒される❣️

かなりたくさんの色が使われてるけどすごく上手く調和してる。
このセンスが本当に羨ましい。

絵を見ることは大好きですが、絵を描くのが苦手です。
でも創作活動したい!と最近塗り絵を始めたんです。
色を選ぶの楽しいけど、なかなか難しい。
そして、塗り方によっても表現が色々広げられるんですね。
色って本当に奥深い!!

フィンランドのセラミックアーティスト、ルート・ブリュック。

「コーヒータイム 」
ルート・ブリュック
過去の思い出✨
大切な出会いがあった場所。


ずいぶん前になりますが、この景色を毎日見て学校に通っていた数ヶ月がありました。
とくにこんな風に良い天気だと、青い空と海、美しい緑の芝生が目に飛び込んできて、パワーをもらっていました。


この写真は、それからさらに数年後に遊びに行った時のものですが…


赤と白のストライプの旧灯台も可愛いでしょ?


イングランド南西部のデヴォン州のプリマス。
ここは、フランスやスペインから大型フェリーがやってくる港湾都市です。
1620年には信仰の自由を求めて巡礼者がアメリカに向けて出港した場所でもあったんです。



ここで通ってた学校の友人に誘ってもらい行ったのが、カントリーハウスとの初めての出会いでした。
それから進んだ大学の科目の中にカントリーハウスがあることを知ったのは入学してから。
好きなことを学べるのって幸せ!と思いました。
その気持ちは今でも続いてます。



さらに今でもお付き合いのある人たちに出会えた、とても思い出深い場所でもあります。

振り返ればその時は分からなくても数年後つながることもある。
そして、挑戦したことも、失敗したことも全て今の自分を作ってるんだな。




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対話鑑賞 * アート思考 * 西洋美術史知識で
自分の心、ものの見方を知る。


"常識"にとらわれず、自分らしく個性を表現して生きていくためのアート鑑賞教室、Art and More。

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絵の中にときおり登場する、概念を表す擬人像。


この青いマントの人のようにフランスの象徴として表されたり、神話の神様が人間の姿になっているのもそうですね。


季節、五感、場所
愛とか運命


など色々なものが擬人像として表わされてます。



絵画という二次元の世界。
一枚の絵でどこまで表現して伝えることができるのか!!



こんな技術がたくさんあるんですよー。



この青いマントの人が描かれてる絵についてはブログに詳しく解説しています。



プロフィールのリンクから記事に飛べます。






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6歳の姪っ子はマティスについてホームスクーリングで学びました。

一緒にやってた彼女のママ(私の妹)は、その後オンラインなどで誰かと話す時に姪っ子にこの作品を紹介させたり、マティスってどんな人だった?なんて質問して、振り返らせたりしてました。

これってマティスが彼女にとって印象深くなるだけじゃなく、作品や学んだことを他の人にも「すごいねー 」って褒めてもらえてきっと自信に繋がっていくはずです。

アートを通した素敵な授業。
私もこんな学びを作るきっかけを作っていきたいなと思いました!!



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  フリーダ・カーロのことをいつ 

フリーダ・カーロのことをいつから好きになったのか?
出会いはいつなのかはっきりと覚えてはいませんが、強烈な印象を受けたことは間違いありません。



なんて強い人
美しい人
そして自分に正直な人なんだろうと。



日本では彼女の作品を見ることはなかなか叶わない。
いつか彼女の故郷メキシコへ行くことを夢みてます。



好きなアーティストは?
とよく聞かれるのですが、とても選べない。



美術館で出会った作品
ネットや本で目に飛び込んできた作品
など心をぐっと掴まれた作品を作ったのはどんな人なんだろう?


調べていくと次から次へと知りたいことが出てきます。
こうやって、好きなアーティストがどんどんと増えていきます。



私にとって大切なのは、これ素敵だな、気になるなという気持ちを受け流さないこと。
自分の直感を信じてます。



自分が感じた”何か”をぜひ大切にしてください。
そこにはきっと自分のことを知るきっかけが溢れてます。




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【自分が見たいものを見ている話】


絵を見ている私たちがその時"見たいもの"を見ている。
その人固有のもの。



だからこそ、人と感じることは違うんです。 


悲しいものかもしれないし
幸せなものなのかもしれない

見たいものかもしれないし
見たくないものかもしれない


言葉にしたその見たものを、掘り下げていく。
それが自分の考え方や望みに気がつくきっかけになります。





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