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Yoko

英国大学で西洋美術史専攻 日本の大学で文化支援専攻 海外.国内旅で多くのアートに触れる 2019年から対話鑑賞会・講座主宰しています。 美術史の知識だけでなく、対話型鑑賞で自分はどう感じるのか?を大切にするアート鑑賞を提案しています。
「自分自身」に出会うためのアート鑑賞
記事内に商品プロモーションを含む場合があります。 フェルメールの絵画の世界を見ているような映画「チューリップ・フィーバー」をご紹介します。 17世紀のオランダが舞台になっていて、映画全体がフェルメールの絵の中で登場する室内や街の雰囲気となっています。 本当にオランダでおこった、チューリップの球根で家が買えるほどのバブル期を”チューリップ・フィーバー”といいます。 そんな中で繰り広げられる画家と裕福な商人の若妻の愛の物語です。 最後には「チューリップ・フィーバー」を観られる動画配信サービスも紹介してます。 ...
京都国立近代美術館で開催中の「藤田嗣治展」に行ってきました。 2018年は藤田嗣治の没後50年にあたる年。 過去最大の大回顧展として、東京都美術館で大盛況ののち京都にやってきました。 乳白色の独自の技法を確立、おかっぱ頭にに丸メガネにちょび髭という独特のスタイルで多くの人に知られている画家。 しかし、この展覧会は藤田の画家としての全貌がわかるスケールの大きな展覧会です。 今までのイメージが変わるような作品も登場しますし、作品と共に生き様や苦悩も伝わってくるものでした。 藤田嗣治のファンの方は ...
夜をゆったりと過ごす時間に、アートの世界に浸ってみませんか? 読書の秋におすすめしたい美術関連の本を3冊ご紹介します。 1冊目は、一人の画家の作品の世界を体験できるような小説2冊目は、フランスの絵画の400年の歴史をまるで大河ドラマのように楽しめる本3冊目は、現代アートの世界をイラストをふんだんに使って紹介したガイドブック ジャンルもさまざまですが、本を読んだあと美術館に行くとまたさらに楽しめることまちがいなしです。 チューリップ熱 デボラ・モガー著 「チューリップ熱」デボラ・モガー著 立石光子訳白水社 ...
大阪のおすすめ美術館はどこですか?と尋ねられて頭に浮かんだこの3館。 この美術館が浮かんだ理由は ・美術館としての歴史がある ・常設コレクションが充実している ・建物自体も美術館の特徴を伝えている魅力的なもの ・特別展も頻繁に開催されている でもこれらのこと漠然と知っているだけに気づき、今回改めていろいろと調べてみました。 そうすると、ますますこの3館のすごさを知り、普段は特別展に行くのが一番の目的になってしまって常設展は時間がなく見逃してしまうこと多いことにもったいないな・・と気づいたのです。 3館それ ...
会期終了までわずかになりましたがやっと「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」を名古屋市美術館で見てきました。印象派の作品を中心に、印象派へとつながる少し前の時代の画家の作品から、印象派と抽象絵画への橋渡しをした作品まで、全64点の充実の内容でした。コレクターであるエミール・ゲオルク・ビュールレ氏の視点からみた、絵画表現が互いの影響によって発展していく壮大な西洋美術300年の歴史が見ることができました。 みどころ ・全64点の作品のうち半数は日本初来日 ・2008年、世界的に報じられた4点の絵画盗難事 ...
西洋美術の歴史の中で、17世紀から19世紀にかけて、絵画がその描かれているジャンルによって格付けされていました。格付けを知ることが絵画を見ることと直接関係はないかもしれません。しかし、その時代には定められた明確なランク付けによって、絵画が評価され、芸術家の評価も同様にその格付けに影響を受けていたのですから、覚えておく必要のある知識であることは間違いありません。 絵画の格付けとはどのようなものなのか、なぜジャンルによって格が違うのでしょうか? 絵画の格付けとは? 上のピラミッドをみてください。この絵画の階級 ...
自分の好きなもの・好きなことをする時間を大切にしていますか? 自分の好きなものや、こだわりって大人になっても変わらないなぁって感じたことを今日は書きたいと思います。 読者の方にとって全くためになる話ではないのですが、お付き合いいただけいると嬉しいです。 歴史好き 私は小学生のころから歴史が大好きでした。社会の授業で学んだことがきっかけでしょう、戦国武将に憧れてました。夏休みの自由研究に選んだのは、織田信長の「桶狭間の戦い」のレポート。愛知に住む祖父母に会いに行った時、桶狭間の古戦場へ連れて行ってくれるよう ...
兵庫県立美術館で開催中の「プラド美術館展ーベラスケスと絵画の栄光」の美術展レポートです。 歴代の国王による素晴らしいコレクションを持つスペイン、マドリードにあるプラド美術館。今回の展覧会ではコレクションの中でも特に誇るディエゴ・ベラスケスの作品7点が、リベーラ、スルバラン、テイツイアーノ、ルーベンス、ロランなど61点の油彩画と9点の書籍資料と共に来日しています。 ベラスケスと17世紀絵画から、スペインの歴史や文化、芸術と宗教の関係、当時の芸術家の役割など知ると共に、なせこの時代がスペイン絵画の黄金期と言わ ...
アート・オン・スクリーンという映画を知っていますか?誰もが知っている歴史的な美術品を取り上げるドキュメンタリー映画です。ただ作品を紹介するのではなく、作品を創り出したアーティストに焦点を当て、作品を芸術を生み出した境遇や創作動機に迫ります。 2018年ラインナップは、ミケランジェロ、モネ、ゴッホ。世界中を回らないと見ることができない、数多くの作品が一度に見ることができ、アーティストのエピソードなども交えた映像は、美術展で作品を鑑賞して楽しむのとはまた違った機会を与えてくれます。 まずは予告編をお楽しみくだ ...
東方三博士の礼拝 / Adoration of the Magiディエゴ・ベラスケス / Diego Velazquez1619年油彩・カンヴァス203 x 125cmブラド美術館(スペイン) 東方三博士の礼拝 [東方三博士の礼拝、とうほうさんはかせのれいはい] 東方三博士の礼拝はイエスの誕生に贈り物を捧げ祝福を受けている場面が描かれます。ローマ皇帝から命令によって、人口調査のため戸籍のあるベツレヘムに来ていたマリアとヨセフ。そこでイエス・キリストは誕生します。 救世主となるイエスの誕生を告げる星をみた東 ...
先日豊田市美術館での「ブリューゲル展」にて、ピーテル・ブリューゲル1世を祖に持つ一族の画家たちの歴史を体験しました。 https://cosinessandadventure.com/brueghel-toyota-municipal-museum-2018 そんなブリューゲル一族のことを調べていく中、ピーテル・ブリューゲル1世の2人の息子たちにとても興味がわきました。長男のピーテルと、次男のヤンのことです。画家として成功した2人の息子の功績は、父の人気をさらに高めていくことになりました。 しかし画家とし ...
「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」を愛知県豊田市にある豊田市美術館に見に行きました。この展覧会は東京都美術館を皮切りに全国5ヶ所の美術館を巡回するものです。「バベルの塔」で有名なブリューゲルというと1人の画家をイメージするかもしれませんが、偉大な父であるピーテル・ブリューゲル1世のあと、2人の息子やその子孫たちが代々引き継ぎ、150年に渡ってブリューゲル一族は画家を生み出してきました。この展覧会は一族9人の作品と同時代に活躍した画家の作品を通して、16世紀から17世紀のフランドル(現在のベルギーで ...
東京駅から有楽町方面へ歩くこと5分。アクセス便利な丸の内のオフィス街の中に趣のある赤煉瓦の建物が見えてきます。 1894年(明治27年)に英国人建築家ジョサイア・コンドル設計の建物を、復元して美術館に生まれ変わった三菱一号館美術館。 この魅力的な建物の中で西洋近代美術の企画展を年に3回楽しむことができます。またミュージアムショップやカフェもとても素敵で、展覧会を楽しむだけでなくトータルで美術鑑賞を盛り上げてくれる、そんな美術館をご紹介します。 企画展は年3回 美術館の建物は1894年に建てられたという関連 ...
フラ・アンジェリコ Fra Angelico 1400頃〜1455 フィレンツェ北東ムジェロ地方のヴィッキオ生まれ 天使のような画家と呼ばれた人生 本名はグイド・ダ・ピエトロ。彼の生まれた穏やかな田園地帯のムジェロ地方は、画家ジョットやメディチ家の出身地です。 若い頃の活動については詳しくは知られていないようですが、画僧のロレンツォ・モナコに学び、1417年頃画家として活動を初めていると考えられています。 その後フィーゾレのドメニコ会修道院に入り2年ほど修練期間を送り、1422,3年からフラ・ ...
先日電車内で衝撃的なタイトルの広告を見ました。 『女は大学に行くな』 えーとびっくりして、読み進んでいくとこんな文章が続いていました。 女は大学に行くな、という時代があった。 専業主婦が当然だったり。寿退社が前提だったり。 時代は変わる、というけれど、いちばん変わったのは、女性を決めつけてきた重力かもしれない。 いま、女性の目の前には、いくつもの選択肢が広がっている。 そのぶん、あたらしい迷いや葛藤に直面する時代でもある。 「正解がない」。その不確かさを、不安ではなく、自由として謳歌するために。 ...