18世紀から20世紀初頭のヨーロッパで流行したのが、オリエンタリズム。アジアや中東など西洋以外の文化を、絵画、家具、食器やファッションなどさまざまなものに取り入れました。そこには15世紀以降の大航海時代をきっかけにアジアやアフリカのものや文化が大量に入ってきたから。 中国のものを取り入れるシノワズリ日本のものを取り入れたジャポニズムなどが身近ですがこちらはトルコの衣装を身につけている女性です。 スイスの画家ジャン=エティエンヌ・リオタールは、1738年から4年間オスマン帝国のイスタンブールに滞在して、たく ...