- HOME >
- Yoko
Yoko

英国大学で西洋美術史専攻 日本の大学で文化支援専攻 海外.国内旅で多くのアートに触れる 2019年から対話鑑賞会・講座主宰しています。 美術史の知識だけでなく、対話型鑑賞で自分はどう感じるのか?を大切にするアート鑑賞を提案しています。
「自分自身」に出会うためのアート鑑賞
アサヒビール大山崎山荘美術館で開催している「ウィリアム・モリスーデザインの軌跡」の展覧会レポートです。 ウィリアム・モリスは、19世紀のイギリスで芸術家、詩人、思想家、社会運動家など様々な活躍をした人物です。 この展覧会はその中でも、今も多くのファンをもつモリスのデザインや創作の心を壁紙、テキスタイル、椅子、出版物で紹介するものです。 そして彼と関わりのあった同時代のデザイナーの作品も合わせて展示されています。 役に立たないものや、美しいと思わないものを、家に置いてはならない。 ウィリアム・ ...
前回の初期ルネサンス1ではイタリアフィレンツェでのルネサンスの始まりを見てきました。それは芸術が花開き、職人から芸術家へと地位が向上していくルネサンスの幕開けでした。 https://cosinessandadventure.com/early-renaissance-1/ 今回は初期ルネサンスの2回目。ブルネレスキ、マザッチオ、ドナテッロに続く世代が先輩たちの発見をどのように生かしたのか、そして直面した課題をどう乗り越えてきたのかを、9人の芸術家の作品を見ていきます。前時代のゴシック様式と、古代ギリシャ ...
ルネサンス・・・よく耳にする言葉だと思いますが、再生とか復活を意味する言葉です。イタリアから始まったルネサンスとは古代ギリシア・ローマ文化の再生を意味しています。15世紀から16世紀のこの時期は大きな変化の時代でした。芸術の分野でも同じです。大きく花開いた芸術スタイルは、その後の時代のお手本となっていきます。 ルネサンスで古代文化の再生が広がったことを美術史の良書「美術の物語」の著書 E.H.ゴンブリッチはこのように説明しています。 はるかな昔、イタリアがローマを都とし、文明世界の中心だったという事実を、 ...
美術館に行ったけどものすごく混んでいて、途中で気分が悪くなり最後まで見ないで出てきてしまった…と最近友人からこんな残念な話を聞きました。たしかに話題の展覧会は、入場にすら何時間待ちなどものすごく混み合っている様子を耳にします。美術館内では結構歩くのでだんだん疲れてきて、出る頃にはぐったりしたという人もいるのではないでしょうか?美術館が好きな私でも、入場まで「90分待ち」などと聞くとくじけそうになることがあります。ここでは、混雑を少しでも避け、楽しむために気をつけていることをまとめてみました。 美術館ってど ...
こんにちは。 幻のコラージュ作家として注目を集めている岡上淑子の展覧会「岡上淑子コラージュ展ーはるかな旅」を見に、高知県立美術館へ行ってきました。 数ヶ月前まで私は彼女の名前も作品も知りませんでした。 Twitterで投稿されていた岡上淑子作品の画像を見て、この作品好き!これは見に行かなければ!と強く惹かれ見に行くことにしたのです。 Twitterで見た作品は、展覧会のポスターやチラシにも使われている<招待>という1955年に作られた作品です。 上品で優雅で、でもちょっと不気味 ...
京都国立近代美術館の「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」をみてきました。この美術館にくるの久しぶりです。 今日は土曜日の夜閉館前の時間ということもあり、そして雨が降る寒い日だったこともあるのか、入場した時は人はそこそこにいたのですが、閉館時間に近くにつれてどんどん人が減っていく。最後はゴッホの絵を独り占め状態で楽しむことができました。なんと贅沢な! この展覧会は、ゴッホが19世紀後半にパリで流行していたジャポニスム(日本趣味)に出会い、南仏アルルを彼自身の日本のイメージと重ね合わせ傑作を生み出していく。そして1 ...
こんにちは おすすめ美術館の2回目は東京都庭園美術館です。 白金台にたつ旧朝香宮邸の建物、インテリア、そして企画展示も楽しめる贅沢な美術館です。 目黒通りから門を通り敷地の中へ、歩いていると都会であることを忘れるほど緑ゆたかです。木立に囲まれた道は緩やかなカーブになっていて森の中を歩いているよう。思わず後ろを振り返って先ほど入ってきた門の方を振り返ってしまいました。なんて素敵な場所だろうと初めてきた時もそう思ったなぁと思い出していました。 しばらく歩くと車寄せのある建物が見えてきます。中にはルネラリックの ...
こんにちは。 先週東京に行ったとき、気になっていた展覧会に午後の予定までの数時間で急遽行くことにしました。ブログタイトルを見て「ああ、あの展覧会ね」とお分りいただける方も多いと思いますが、とても話題になっている美術展です。人気なのでその混雑ぶりがわかっているだけにどうしようかと思いながら、この展覧会の特別サイトを見て「ああ・・・いいなぁ」「やっぱり見たいなぁ」と悩んでいること数分。前日に山種美術館での「横山大観ナイト」で横山大観が日本の絵画が西洋の絵画に大きな影響を与えていると言っていたというギャラリート ...
こんにちは。 1/20 東京の山種美術館へ「横山大観ナイト」というイベントに参加してきました。 このイベントに行くことができたのは本当に引き寄せじゃないかと思うほどいい偶然が重なったためなんです! 1/17深夜にこのツイートを見たことが始まり。 横山大観から読み解く近代日本画、まとめました。横山大観ナイトで詳しく紹介します。四条・円山派+狩野派+土佐派+琳派+古画の模写+印象派=大観(技法の総合デパート)というお話。https://t.co/ptOdZMPUs1 pic.twitter.com/VPQcg ...
タイトル:「ピンクの服の女性 (The Lady in Pink)画家:アルフレッド・ステヴァンス (Alfred Stevens 1823-1906)制作年:1866年作ベルギー王立美術館蔵 (Musees royaux des Beaux-Arts de Belgique)油彩 87x57cm アルフレッド・ステヴァンスの描く富裕層の女性 アルフレッド・ステヴァンスは、ベルギーで生まれ、その後パリで修行し成功した画家です。 日本ではそこまで知名度はありませんが、フランスやベルギーでは人気のある画家です ...
自分の死についてどんな風に死にたいかと考えたことありますか? 自分の最後です。 どんな場所で、だれがそばにいて、何を思いながら、自分は旅立っていくのか。そしてお葬式にはだれが来てくれて、どんな風に見送ってくれるのか。 こんなことを考えるのは、自分がどんな人生を歩みたいのかを考えることに繋がります。その最後を迎えるためには自分が今、そしてこれから何をしないといけないのか。 可愛いおばあちゃんになっている私は、パートナーを先に看取って今は一人暮らし。子供はいないけど、世界中、日本の各地にいるお友達やそのご家族 ...
こんにちは。 先月のことになりますが、大阪の淀屋橋にあるチョコレートショップに行ってきました。 古代中南米、マヤ・インカの装飾がとても印象的な芝川ビルの一室にある、イギリス人ピーター・ジョン氏がプロデュースするチョコレートが楽しめるお店です。 このお店に興味を持ったのは、アイルランドの黒ビール“ギネス”入りのチョコがあると聞いたから。 アイルランド生まれのギネスですが、イギリスでもとっても人気のあるビール。濃厚な泡と苦味が絶妙なギネスは私の大好きなお酒の一つです。 洋風建築ビルの中にチョコレートショップと ...
滋賀県にある佐川美術館は、佐川急便株式会社が創業40周年の記念として1998年に開館した美術館です。 なんといってもこの建物にまずは目を惹かれますよね。 数々の建築賞も受賞している建物です。 私がこの美術館でぜひ見て体感して欲しいのはこの3つ。 ・水庭に浮かぶように建っている美術館建築 ・建物だけじゃない、こだわっているインテリア ・3つの常設展示の作品と展示スペースの見せ方 一つ一つ書いていきますね。 水庭に浮かぶように建っている美術館 この美術館 ...
イギリス、チェスター旅行記。2回目は、チェスターを代表するホテルの紹介です!(こちらの旅行記は2016年5月の旅の記事です) ▼ボートに乗ってチェスターの豪邸を楽しんだ旅行記1回目はこちら。豪邸の写真が中心です。 https://cosinessandadventure.com/chester-boat-cruse/ ホテルオーナーは、ウェストミンスター公爵 チェスターグロブナーホテル(The Chester Grosvenor)のオーナーは、英国有数の大地主の第7代ウェストミンスター公爵、ヒュー・グロブ ...
私は、自分の好きなこと、自分のやりたいことは結構はっきりしていて、何年も関わってきているつもりでした。 ですが、どうやって仕事に生かし、自分の理想のライフスタイルを作っていくのか、そんなことがわからずずいぶんと回り道してきたと思っています。 会社では、毎日ほぼ変わらないルーティンワーク、組織内でうまくコミュニケーションを取りながら仕事をする難しさを感じストレスを抱える日々。 自分にはやりやすいということで人と連携することなく、黙々と作業を進めてしまうことが多いのですが、それは会社内では評価されないんですよ ...