絵画の対話型鑑賞で得られる7つの効果 自分らしく生きるにつながります!
西洋絵画つかった対話型鑑賞を、対面やオンラインでやっています。対話型鑑賞を使っている理由は、私が一方的に絵の解説をお話するよりもはるかに絵を楽しむことができるから。そして絵を楽しむだけではなく、ものごとのとらえ方に気づくことができるのです。自分がものごとをこう見てるんだ!に気がつくと、今の自分を作ってる生き方や考え方を理解できるようになります。 対話型鑑賞とは、対話をとおして絵画をグループで鑑賞していく方法です。ファシリエ−ターがグループの会話を誘導しながら、鑑賞者がそれぞれに感想や気づきを出し合いながら ...
”自分らしく生きる”ヒントを手に入れるアート思考のオススメ本3冊
記事内に商品プロモーションを含む場合があります。 ”アート思考”(アートシンキング)という言葉を耳にする機会が多くなりました。アート思考とは、自分が興味を持っていること、違和感を感じたことを受け流さないで、常に自分に問いかけていくこと。そして自分の信じたことを追求していくこと。アーティストはそのように作品を生み出してます。私たちに感動を与えてくれるアーティストの方々、芸術家、ミュージシャン、俳優、小説家、ダンサーなどなどです。では、私たちはどうだろう・・・違和感感じても忙しさにかまけて無視してしまうことあ ...
アート思考とは自分の興味や疑問を探求していくプロセス
松戸スタートアップオフィス主催の「ベストセラー「13歳からのアート思考」著者・末永幸歩さんによる特別講座&対談> アート思考で「自分なりの視点」を鍛えよう」のオンラインセミナーに参加しました。「13歳からのアート思考」は私も実際に読んでみて、西洋美術の教え方に新たな視点をもらえました。自分の常識とは何なのか?アートをもとに向き合う思考法だとも捉えました。 でもさらにもっと深く知ってみたいと末永さんの講演を探していたところ、末永さんの講義だけでなく慶應義塾大学特任准教授/プロデューサーの若新雄純さんとの対談 ...
【アートで知る本当の自分講座ご感想】好きな画家の絵を今の自分が見たらどう感じるのか確かめに旅するのが楽しみになった
こちらは2020年のお客様の感想です。 「アートで知る本当の自分」講座を受けてくださったお2人からご感想をいただきました。 3ヶ月にかけてお2人の方とやってきた、マンツーマンの講座。3回のセッション、そして毎週1枚づつ絵をお送りして絵を見た気づきや感想を送っていただくという3ヶ月を過ごしてきました。 SSさんは、この3ヶ月の色々とあった期間、絵を見ているときはわずかな時間でも他のことを考えない、自分に集中している時間だったことが良かったそうです。その中で色々なジャンルの絵に触れて自分の好き・嫌いがわかり ...
フィンセント・ファン・ゴッホの「ひまわり」【365日絵のなかで旅をする】
今回の旅は、画家のルーツを探る旅。アルルでゴーギャンの到着を楽しみにして描いていた、友情のしるしのひまわりを見にいきます。 ゴッホは花瓶に入ったひまわりの絵を7点描きました。その1点がこちらの絵。 Vincent van Gogh: Sunflowers:photo public domain wikimedia 自分が理想郷と考えていた日本のイメージと近い南フランスのアルルで、画家たちと共同生活をして作品制作をしたいと思っていたゴッホ。そのための「黄色い家」に仲間を招待していましたが、来ること ...
「機知に富む恋多き天才」「人間力」から伝わってくるラファエロの人柄
今日、最近リニューアルオープンした無印良品に行きました。商品を購入し、レジで会計しているとき、「お持ち帰りの袋をお持ちですか?」と聞かれました。ずいぶんと丁寧な言い方で感じが良いなと思いました。 別のレジからは「レジ袋お持ちですか?」と聞こえてきた。 レジ袋の方がわかりやすいという方もいるのかもしれませんが、私は前者が好きだなぁと。なぜかというと、とても心地よく聞こえて良い気分にさせてもらえたからです。大切に扱われているような気がしたということでしょうか。どっちが良いとか悪いとかではなく、同じ物をどんな言 ...
アート鑑賞で手に入れた、好きなものが増えたよろこび
開催してるアート鑑賞講座や鑑賞会に参加してくださっている方から、最近こんなメッセージをいただきました。(こちらは2020年の記事です) 箱根にあるポーラ美術館に行ってきました。行く前はモネやゴッホを観るのを楽しみにして行ったんですが、実際私が惹かれて目が離せなかったのはピカソとレオナール・フジタのこの2枚でした。ピカソは今まであまり興味がなかったので、知っている作品も「泣く女」や「ゲルニカ」など有名な絵だけだったんです。ピカソに対しては凄い絵なのは分かるけど、っていう感じであまり好きではなかったんですが、 ...
いつも感じてることを、代弁してくれている絵に出会えた話
アーティゾン美術館で「石橋財団コレクション×鴻池朋子 鴻池朋子 ちゅうがえり」展を一緒に見に行った友人が、Facebookにこんな投稿をしてくれました! すごく嬉しかったので自分もブログに残しておこう。(この記事は2020年11月21日のものです) ▼オリジナルの投稿はこちらです。https://www.facebook.com/Bright.Life.44/posts/1022741118245979 ずっとずっと感じていた不思議な感覚。森や畑、山の中間違いなく こう言うコロンとした子がせっせと働いてく ...
プロフィール写真がモンドリアンの絵みたいだった!
「赤、黒、青、黄のコンポジション」ピエト・モンドリアン1928年ヴィルヘルム=ハック美術館(ドイツ) 先日プロフィール写真撮影で撮っていただいた写真を見てて、モンドリアンの絵みたいだなぁーと感じたことからモンドリアンの絵について書くことにしました。▼そのプロフィール撮影のことについて書いた投稿はこちらプロフィール写真を撮っていただきました もうひと目でモンドリアンだな!!って分かってしまう独自の作風を作り上げたこのコンポジションのシリーズ。色や配置などが違う作品がとにかくたくさんあります。 直線と純粋な色 ...
プロフィール写真を撮っていただきました
先日プロフィール写真を撮ってきました。友人に紹介していただいたフォトグラファー コンドウミカさんの撮影です。(コンドウミカさんのHP、 インスタグラム ) 実は撮影をお願いしたのは3月のこと。しかしコロナの感染者が増えていくことで延期。7月に再度お願いをしたものの天気が悪く2度目の延期。これからは暑さや湿気がひどくなるからもう秋まで待とうと10月にしたのです。 そしてこの日は天気良好、からっとしてるし風もない。ミカさん曰く、待ったかいがあった!三度目の正直!と。 自分の写真なので自分で言うのもなんですが、 ...
アートの楽しみ方が広がったら、日常生活での視野の広がった!
西洋美術史を勉強したい!!とほとんど情熱だけで突っ走り社会人からイギリスで学ぶ留学生へ。大学のことなんか頭にもなかったけど、本格的に学ぶならと話を聞いていたら行きたくなり入学したのはもう何年前のことだろうか… 以前の私のアートとの付き合い方は、知識で固めるお勉強のような感じでした。もちろんそれは今も大切な付き合い方の一つ。気になったら寝る前にでも本を探してしまったり、どんどん出てくる疑問を調べ始めたら止められなくなることも笑 でも、ここ数年の内に新しい付き合い方が加わりました。解説とかを取っ払い自分の感覚 ...
【13歳からのアート思考】自分の常識とは何なのか?アートをもとに自分と向き合う思考法
「13歳からのアート思考」の感想です。美術教師でアーティストでもある末永幸歩さんの話題の本。自分だけのものの見方・自分だけの答えを見つける方法が、6つの現代アート作品を鑑賞することを通して学べるという画期的な授業が本になっています。 まず読んですぐの感想は、とてもよくできている授業だなと思ったこと。選び抜かれた6つの現代アート作品と、作品の背景を説明するために紹介された美術史の中から選ばれた作品。アート思考の説明の部分も、他の本ではちょっと自分なりに理解できなかったところもわかりやすかった。そして6回の授 ...
「ルノワールは好き、ピカソは嫌い。」対人関係にも通じること。
インスタに投稿したある記事が結構反応がよくて、こんな感想ももらいました。 インスタに挙げていた事がとても興味深かったです! 価値観で無意識に判断していて「見たまま」で判断していない・・・ 「ハッ!」と致しました!これは対人関係にも当てはまる事だと。見たままを受け入れる事なんて出来ていただろぅか...と。 私にはそう響きました。 絵画の鑑賞への興味がぐんと上がりました! その投稿とはこちら。 この投稿をInstagramで見る Yoko アート鑑賞で知る自分の価値観(@cosiness_and_adven ...
20年来の友達から届いた嬉しいメール
先日イギリスの大学時代の友人からこんなメールをもらいました。 Yokoさんと知り合って約20年,Yokoさんが様々な挑戦をしてきた中でずっとアートからぶれずにずっと地道な努力や模索と勉強を続けて、そして確実に階段を上がってこられたんだな、と何かジーンとしてしまいました・・・本当に好きなことがあるって素敵ですね 彼女が思ってくれているような確実に階段を上がってるとかそんなことは全くなく、しかもアートから遠ざかっていた時期もありました。でも自分にとっては本当に大切なものであることは間違いないです。 彼女は日本 ...
【硝子の茶室 聞鳥庵】京セラ美術館に行ってきました!
やっと行くことができた京セラ美術館。 時間があまりなかったから、今回は「杉本博司瑠璃の浄土」展と、庭園にある硝子の茶室を見てきました。 この杉本博司の「硝子の茶室 聞鳥庵(モンドリアン)」。 これまでヴェネツィアやヴェルサイユ宮殿で展示されてきて、今回日本で初めて展示されています。 モンドリアンの名前の由来は、茶室の壁面構成と庭石の配置がモンドリアンの絵画と似ていると驚いたところから付けれているのだとか。 モンドリアンは、長方形や正方形で構成した幾何学的な作品を描く20世紀の抽象画家。 それ ...














