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Yoko
英国大学で西洋美術史専攻 日本の大学で文化支援専攻 海外.国内旅で多くのアートに触れる 2019年から対話鑑賞会・講座主宰しています。 美術史の知識だけでなく、対話型鑑賞で自分はどう感じるのか?を大切にするアート鑑賞を提案しています。
「自分自身」に出会うためのアート鑑賞
対話型鑑賞会に参加してくださったお客さまが、感想をご自身のインスタに投稿してくれました! ・参加者のみなさんと絵を見ながら気づいたことやどう思ったのかを繰り返すうち、タイトルは知らないのにどんな絵なのかをほぼ正確に推測できました。 ・美術館では気づけない細かいところにも気づき、他の人の感想を聞きながら自分の気持ちや望みにも気づくことができます。 ・絵についてくわしくなってから行く美術館は更に楽しいものになると思います。 今回参加いただいた鑑賞会では、イギリスを代表する風景画家 ...
今年は7才の姪っ子と一緒に、アート対話鑑賞を始めました。今回はその2回目です。 前回の様子はこちらから https://cosinessandadventure.com/art-talk-for-kids-1/ 一回目である前回は、パリとニューヨークを描いた絵画2枚を使って、もしカレンダーにこの絵を使うなら何月にする?というテーマで対話しました。その後この絵が描かれた街の場所を世界地図で確認。その中で、彼女が絵で見つけたものを、自分の知識や経験と結び合わせて自分の答えを発言していく姿を見ることができました ...
「没後70年 吉田博展」に行ってきました。 この展覧会を知ったのは、去年行った福井市美術館でのこと。ダイアナ妃が執務室に飾っていた「光る海」という作品が使われた展覧会のポスターを見たのです。そのポスターはこちら この投稿をInstagramで見る Yoko アート鑑賞で知る自分の価値観(@cosiness_and_adventure)がシェアした投稿 この作品に一目惚れでした!この繊細さを木版でどうやって表現してるのと驚いた。光の輝きや水のゆらめき、空気感に広い海と地平線が広がる空間。単調になるどころか ...
高知県立美術館 高知県立美術館 1993年11月3日に開館 〒781-8123 高知県高知市高須353-2 TEL 088-866-8000 / FAX088-866-8008 美術館HP: https://moak.jp/ シャガールの版画1200点以上を専用展示室で入れ替え展示 高知県立美術館のみどころの1つは、マーク・シャガールの油彩画5点、版画1200点以上になる世界的規模のコレクションです。 ヨーロッパの美術館のような赤い壁紙が素敵な、シャガール専用展示室でじ ...
絵を見ていて、この絵バランスが良いなぁと感じるその理由は、隠された構造線や形の反復にあります。 さっと見るだけではわからない、でもじっと観察してみると線や反復が見えてきます。 さっと見るだけではわからないというのは、画家がそれだけ自然に使って描いているからなんです。。 こちらの絵を見ながら説明していきますね。 「幼い洗礼者聖ヨハネと子羊」 バルトロメ・エステバン・ムリーリョ 1660年〜65年 ロンドン・ナショナル・ギャラリー所蔵 栗色の巻毛の可愛らしい若き日の洗礼者聖ヨハネと子羊が描かれて ...
今年は自分の課題の1つとして、子供向けアート対話型鑑賞を継続してみることにしました。 昨年の11月に福井県あわら市細呂木小学校の校長牧井先生にお会いしてきました。細呂木小学校では、朝時間を使ってアート対話型鑑賞”あさかん”という活動をしています。校長の牧井先生は、文化行政マンとして福井県の学校で菱田春草「落葉」の出前鑑賞会をされていた方です。その数、77校、111回!!その出前授業のご経験を本「感じる力で人は、育つ」にして出版もされています。 子供向け対話型鑑賞でも、大人と同じく考える力、想像力、自己肯定 ...
西洋絵画つかった対話型鑑賞を、対面やオンラインでやっています。対話型鑑賞を使っている理由は、私が一方的に絵の解説をお話するよりもはるかに絵を楽しむことができるから。そして絵を楽しむだけではなく、ものごとのとらえ方に気づくことができるのです。自分がものごとをこう見てるんだ!に気がつくと、今の自分を作ってる生き方や考え方を理解できるようになります。 対話型鑑賞とは、対話をとおして絵画をグループで鑑賞していく方法です。ファシリエ−ターがグループの会話を誘導しながら、鑑賞者がそれぞれに感想や気づきを出し合いながら ...
記事内に商品プロモーションを含む場合があります。 ”アート思考”(アートシンキング)という言葉を耳にする機会が多くなりました。アート思考とは、自分が興味を持っていること、違和感を感じたことを受け流さないで、常に自分に問いかけていくこと。そして自分の信じたことを追求していくこと。アーティストはそのように作品を生み出してます。私たちに感動を与えてくれるアーティストの方々、芸術家、ミュージシャン、俳優、小説家、ダンサーなどなどです。では、私たちはどうだろう・・・違和感感じても忙しさにかまけて無視してしまうことあ ...
松戸スタートアップオフィス主催の「ベストセラー「13歳からのアート思考」著者・末永幸歩さんによる特別講座&対談> アート思考で「自分なりの視点」を鍛えよう」のオンラインセミナーに参加しました。「13歳からのアート思考」は私も実際に読んでみて、西洋美術の教え方に新たな視点をもらえました。自分の常識とは何なのか?アートをもとに向き合う思考法だとも捉えました。 でもさらにもっと深く知ってみたいと末永さんの講演を探していたところ、末永さんの講義だけでなく慶應義塾大学特任准教授/プロデューサーの若新雄純さんとの対談 ...
こんにちは。 あなたの中に眠ってる「こんな自分でありたい」を軸に、「深さ」(対話鑑賞とアート思考)と、「幅の広さ」(西洋美術史の知識)で価値観を広げるアートエデュケーターのYokoです。 初めての方はぜひプロフィールもご覧くださいね。 https://cosinessandadventure.com/profile/ _______________________________ 「アートで知る本当の自分」講座を受けてくださったお2人からご感想をいただきました。 3ヶ月にかけてお2人の方とやってきた、マン ...
今回の旅は、画家のルーツを探る旅。アルルでゴーギャンの到着を楽しみにして描いていた、友情のしるしのひまわりを見にいきます。 ゴッホは花瓶に入ったひまわりの絵を7点描きました。その1点がこちらの絵。 Vincent van Gogh: Sunflowers:photo public domain wikimedia 自分が理想郷と考えていた日本のイメージと近い南フランスのアルルで、画家たちと共同生活をして作品制作をしたいと思っていたゴッホ。そのための「黄色い家」に仲間を招待していましたが、来ること ...
今日、最近リニューアルオープンした無印良品に行きました。商品を購入し、レジで会計しているとき、「お持ち帰りの袋をお持ちですか?」と聞かれました。ずいぶんと丁寧な言い方で感じが良いなと思いました。 別のレジからは「レジ袋お持ちですか?」と聞こえてきた。 レジ袋の方がわかりやすいという方もいるのかもしれませんが、私は前者が好きだなぁと。なぜかというと、とても心地よく聞こえて良い気分にさせてもらえたからです。大切に扱われているような気がしたということでしょうか。どっちが良いとか悪いとかではなく、同じ物をどんな言 ...
10月から始めた対話鑑賞ライブ。 4回目となった今回は、12月7日(月)20時〜20時半にYouTubeで配信します! ▼YouTubeライブはこちらから参加してくださいね。 https://youtu.be/pFtG3W0dET8 芸術をもっと身近に感じてもらいたい!と3人で始めた「対話鑑賞PROJCET」ですが、身近とは何なのだろう? アーティストのふじのさきさんの作品を見ながら、それぞれが作品からどんな印象を受けたのか話したり、アーティストは作品に込めた感情 ...
開催してるアート鑑賞講座や鑑賞会に参加してくださっている方から、最近こんなメッセージをいただきました。(こちらは2020年の記事です) 箱根にあるポーラ美術館に行ってきました。行く前はモネやゴッホを観るのを楽しみにして行ったんですが、実際私が惹かれて目が離せなかったのはピカソとレオナール・フジタのこの2枚でした。ピカソは今まであまり興味がなかったので、知っている作品も「泣く女」や「ゲルニカ」など有名な絵だけだったんです。ピカソに対しては凄い絵なのは分かるけど、っていう感じであまり好きではなかったんですが、 ...
アーティゾン美術館で「石橋財団コレクション×鴻池朋子 鴻池朋子 ちゅうがえり」展を一緒に見に行った友人が、Facebookにこんな投稿をしてくれました! すごく嬉しかったので自分もブログに残しておこう。(この記事は2020年11月21日のものです) ▼オリジナルの投稿はこちらです。https://www.facebook.com/Bright.Life.44/posts/1022741118245979 ずっとずっと感じていた不思議な感覚。森や畑、山の中間違いなく こう言うコロンとした子がせっせと働いてく ...